LINE、OpenChat(オープンチャット)を正式公開 5000人が匿名参加できるLINEグループ拡張版

LINE、OpenChat(オープンチャット)を正式公開 5000人が匿名参加できるLINEグループ拡張版

LINEは2019年8月19日、グループ機能を大幅に拡張した新機能「OpenChat(オープンチャット)」をリリースしました。バージョンが9.12.0(iOS)または9.13.0(Android)以上のLINEアプリから利用できます。

オープンチャットの主な特長は以下の5つ。トークルームごとにプロフィールを設定・変更でき、最大5000人の参加ユーザーが匿名で情報を共有できます。

  1. トークルームごとにプロフィールを変更できるように
    『OpenChat』は参加するトークルームごとにプロフィールの名前と写真を変更できます。今「LINE」で使用しているプロフィールとは別のプロフィールを設定してトークに参加したい場合や、趣味やライフスタイルの共通点についてグループトークをしたいけれど「LINE」で友だちになる程ではない場合に最適です。なお、『OpenChat』のプロフィールの登録や更新は、「LINE」に元々登録しているプロフィールに反映されることはありません。
  2. 管理人制度の導入
    大人数でグループを作成した場合、グループトークを運営管理できることを望む声もあがっていました。『OpenChat』には管理人制度を導入し、トークルーム作成者は管理者となり、NGワードを登録することができるアンチスパムボット機能などを活用しながら健全なトークルームを維持しつつ運営を進められます。管理者は共同管理者を最大100名まで指名することもできます。
  3. 選べる3つの招待/参加方法
    利用目的・用途に合った招待/参加方法を選べるよう、招待/参加方法は誰もが参加可能なトークルーム、管理者が参加を承認するトークルーム、参加コードの入力が必要なトークルームの3種類を設けました。招待/参加方法は途中で設定内容を変更することも可能です。
  4. 参加前のトーク履歴を確認できるように
    グループトークに参加する前のトーク履歴を『OpenChat』では、参加前のトーク履歴を一定期間遡って見ることができます。(テキスト:約180日、画像:約30日前)情報収集にも役立ちますし、参加前のトークの内容や雰囲気を把握することでスムーズにグループトークに溶け込めます。
  5. 最大5,000人が参加可能
    より幅広いシーンに対応できるよう、『OpenChat』は一つのトークルームに最大5,000名が参加できるようにしました。グループトークの最大参加人数は500名ですので、10倍まで拡大されます。

引用元:LINE

今後、LINE NEWSや大人気ゲーム「荒野行動」などとの連携・コラボレーションを実施する予定。そのほかの連携・コラボレーションも随時、企画・開催するとしています。

LINEオープンチャットと荒野行動のコラボ

「荒野行動」との連携を年内に開始予定。「荒野行動」の戦隊画面から戦隊メンバーとのトークルームをゲーム内ボタンで作成できるようになる。この仕組みはLINE GAME Platformと連携することで、よりゲームに特化した機能として提供するもの。「荒野行動」が第一弾として予定されている

LINEはオープンチャットの提供理由について、興味関心事やライフスタイルの共通点をベースにグループトークや情報交換を楽しめるようにするためと説明。LINEのコアバリューは友だちや家族などの親しい人とのコミュニケーションだとしつつ、LINEでコミュニケーションをとる人間関係の幅やシーンが多様化する傾向を受けたものだといいます。オープンチャットは8月上旬から公募ユーザーを中心に先行のテスト利用が開始されており、1500以上のトークルームが作成されたとのことです。