LINE Pay、オンライン加盟店ごとに登録や配送情報の入力が不要になる「LINE Checkout」提供開始

LINE Pay、オンライン加盟店ごとに登録や配送情報の入力が不要になる「LINE Checkout」提供開始

スマホ決済サービスのLINE Pay(ラインペイ)は、LINE IDによるログイン機能や、それに紐づくオンラインショッピングに必要な情報を加盟店向けに提供する「LINE Checkout」を開始しました。

具体的には、加盟店が自社サイトにLINE Checkout機能を実装することで、LINEユーザーのLINE IDを利用した認証によるログイン、ユーザー自身が「LINE Profile+」に登録した氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどのオンラインショッピングに必要な情報を利用できるようになります。

これにより、加盟店は新たに顧客情報を取得する必要がなくなり、決済から配送に至るまでをワンストップで提供できるメリットがあります。またユーザーは、ショッピングサイトごとの新規登録やパスワード管理、配送先や支払いカード情報を都度入力する手間が省かれ、より簡単に買い物できるようになるとしています。

LINE Payは2018年に開催した「LINE CONFERENCE 2018」で、一度登録した配送先や支払いカード情報が保存されると以降は買い物ごとに情報を入力する必要がなく、簡単に決済できる「LINE Pay for ID決済」のサービス構想を発表。そのLINE Pay for ID決済がLINE Checkoutとして正式にサービスインした格好です。

LINE Checkoutはまず、2019年7月頃に「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」および「ビスポ!」での導入が予定されています。

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