ドコモ、延期していた「ドコモメール」の提供開始時期を2013年10月下旬と発表

ドコモメール

ドコモは19日、「ドコモメール」のサービスを2013年10月下旬より提供開始すると発表した。

ドコモメールは2013年3月に提供予定とされていたが、3月15日に延期を発表していた。その後の提供開始時期が、今回あらためて示された格好だ。

延期についてドコモでは、便利かつ快適に利用できるサービス品質を目指して開発内容や開発スケジュールの精査を行った結果、一部開発内容における抜本的な見直しの必要があることが判明したためと説明している。

ドコモメールは、現行の「spモードメール」をクラウド化した後の新しいサービス名称。サーバにメールが蓄積されることにより、複数の端末でメールの送受信・閲覧が可能となったり、機種変更時のデータ移行や端末紛失時のデータ復旧ができるなど、使い勝手が向上するとされている。

現状、spモードメールは重大な不具合を抱えているとみられ、Google Playなどでのユーザー評価も芳しくない。10月まで延期となったドコモメールには、何よりサービス品質の改善・強化を期待したい。