ICSの利用者が世界規模で増加、Androidの利用状況をGoogleが発表

Googleは米時間8月1日、Androidのバージョン別の利用状況についてのデータを公開した。過去14日間にGoogle Playにアクセスした端末のデータをもとに集計している。

最も利用されているのは、Gingerbread(Android 2.3)で60.6%だった。しかし、7月に公開された調査結果に比べてシェアが3.4%減少している。シェアが減少しているのは、Honeycomb(Android 3.1-3.2)、Froyo(Android 2.2)やEclair(Android 2.1)でも同様にみられる。

一方で、ICS(Android 4.0)は先月に比べてシェアが5.2%増加し、全体のシェアで15.9%だった。
日本でもドコモau等の多くのスマホ夏モデルにICSが搭載されており、ICSのユーザーが増加している。世界的に見ても、この傾向に変わりはないようだ。

Nexus 7に搭載され、海外版のGalaxy Nexus等一部の端末で提供されはじめているJelly Bean(Android 4.1)のシェアは0.8%だった。
人気が高いNexus 7は8月以降、徐々に供給不足が解消され、より多くのユーザーが利用する状況になる。来月のJelly Beanのシェアは増加している可能性が高い。