7月30日にStrategy Analyticsが発表した調査によると、アメリカの2012年第二四半期(Q2)のスマートフォン市場のシェアでは、昨年度比でiOSは増加し、Androidは低下した。
2011年Q2に比べると、iOSのシェアは10%増加。Androidのシェアは4.3%低下。Blackberryは4%低下し、Windows Phone等その他のOSは1.7%低下した。
2012年Q2のスマートフォン全体の出荷台数は2380万台で、昨年同期の2520万台に比べて140万台減少している。
OS別の出荷台数でみると、昨年同期に比べてAndroidは190万台減少しているのに対し、iOSは200万台増加している。今期のAndroidの出荷台数は1340万台でiOSの出荷台数は790万台であり、依然大きな差はあるものの、iOSに勢いがあるのは確かだ。
Androidでは「GALAXY S3」の世界販売が2カ月足らずで1000万台を突破し、5カ月間で1000万台を突破した「GALAXY S2」の記録を塗り替えるほど売れている。一方で、iPhone5の発売は9月21日とも噂されており、どちらのOSもQ3で出荷台数を大きく伸ばす可能性が高い。第三四半期(Q3[7-9月])のシェアがどのような結果になるのか、注目だ。