スマホユーザのOSシェア、日本ではAndroidが6割に迫る ニールセン調査

ニールセンは6月20日、世界の39市場(アジア太平洋の13市場を含む)で実施された「スマートフォン・インサイト調査」の結果を発表した。日本でのスマホユーザにおけるOSシェアでは、Androidが58%でiOSが38%だった。

同調査は2012年第一四半期に、アジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカおよび北米の23カ国で35000人以上の携帯電話ユーザーを対象に、オンライン調査または対面調査で実施されたという。

2012年4月に発表されたディーツー・コミュニケーションズの調査では、iOSが39.6%(2011年調査:57.7%)、Androidが56.7%(同29.1%)という結果だった。調査機関は異なるが、日本ではAndroidのユーザ数が増加傾向にあるのは確かなようだ。

ニールセンの調査によれば、「16-64歳の携帯電話ユーザの機種」において、日本ではスマホが26%、フィーチャー・フォンが74%だった。

今後、スマホを購入するユーザが増えるのは確実。NTTドコモの夏モデルではAndroid端末を主力製品として発売することから、Androidのシェアはさらに拡大する可能性が高い。