女性のスマートフォン所有率が急拡大、20代では男女とも2人に1人が所有

ディーツーコミュニケーションズは18日、15~69歳の一般生活者を対象にした「スマートフォンの普及動向に関する調査」の結果を発表した。 同調査によれば、スマートフォン所有率は23.6%で、そのうち女性の占める割合は38.9%となり昨年調査に比べ急拡大している。


android-スマホ普及

スマートフォンユーザの性年代構成比

スマホ所有者の性別比は、2011年の調査では男性71.4%、女性28.6%だったが、今回(2012年)は男性61.1%、女性38.9%と、女性の割合が約10ポイントも増加。特に、その中に占める20〜29歳女性の割合は9.7%から17.3%と倍増しているという。

スマホ所有率を性年代別でみると、男性も女性も20~29歳が最高で、それぞれ48.3%、54.2%。女性については、前回調査(9.6%)から44.6ポイントもの急上昇であり、たった1年で20代女性の2人に1人がスマホを持つようになるほどの急速な普及の勢いがみてとれる。


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性年代別、居住地別スマートフォン所有率

また、OS別にスマホ所有者の割合を見ると、iOSが39.6%(2011年調査:57.7%)、Androidが56.7%(同29.1%)となり、この1年でAndroid OS端末所有者が半数を超えた格好になっている。契約している通信事業者の比率は、ソフトバンク38.5%、NTTドコモ34.4%、au 25.3%の順となった。

調査は、2012年2月10~20日にビデオリサーチ社保有の調査モニターパネル 全国の男女15~69歳を対象に、郵送調査によって行われた。5217発送のうち、3000サンプルが集計対象となっている。