ご近所ユーザと超簡単に交流できるソーシャルアプリ「トモチカ」が登場

ブレイク中の「斉藤さん」の開発元であるユードーが、位置情報を利用して、自分の近くにいる複数ユーザーと簡単にメッセージのやりとりができるアプリ「トモチカ」をリリースした。Google Playストアから無料でダウンロードできる。利用にはログインやチェックインなどの操作は一切不要となっている。

ご近所ユーザと超簡単に交流できるソーシャルアプリ「トモチカ」が登場

トモチカとは、スマートフォンの位置情報機能を利用し、自分がいま居る場所を中心とした周辺のユーザーと、つぶやきを共有できるAndroid向けソーシャルアプリ。

起動して[トモチカをはじめる]ボタンをワンタップするだけで(任意の事前プロフィール登録もある)、すぐにご近所の複数の「トモチカ」ユーザーとグループチャットができるようになる仕組みとなっている。

よくあるこの手のロケーションサービスとは異なり、チェックインやログインなどが必要ないため利用までが非常に手軽。思い立ったらすぐに、不特定のご近所さんとコミュニケーションがとれるのが特長だ。

つぶやきを見る範囲は距離による設定ではなく、まわりのひと(少人数)⇆たくさんのひと(多人数)というように感覚的に調整できる。また、地図を使わないため、他のユーザーから自分の場所を特定されることなく利用できる。

活用シーンとしては、以下のようなものが想定されるというが、実際にはもっとゆるい使われ方もしそうだ。

  • 災害時、付近のユーザー間ですぐにコミュニケーションをとる
  • イベント会場で、参加しているユーザー間でつぶやいて情報共有する
  • 飲食店で、客とスタッフのコミュニティや、店舗周辺のユーザーへ向けたプロモーション
  • 学校や職場、自宅で、その周辺のユーザーとコミュニケーションを楽しむ
  • 観光で見知らぬ土地を訪れる際など、周囲のユーザーに質問して付近のつぶやきを閲覧する

「トモチカ」をダウンロードする

さっそく使ってみた

android-トモチカ

起動すると、右のような画面になる。プロフィールは適当にニックネームと性別、一言を添えるだけ。画像を追加することもできる。

もちろん、何も入力せず、中央の[トモチカをはじめる]をタップするだけでもOKだ。

android-トモチカ

位置情報をアプリが取得し、自分と周囲のユーザーを中心としたタイムラインが表示され、おおよその参加人数と新着コメント件数がわかる。

つぶやきは、投稿時間順に表示されている。右下のペンのアイコンをタップすれば、200文字以内のつぶやきを投稿することができる。

参加人数に対して、投稿している人は5分の1程度だろうか。まだサービスインしたばかりの状態とはいえ、活発なやりとりも目立っていた。つぶやきを閲覧しているだけでも、それなりに楽しめるだろう。

android-トモチカ

が、当然といえば当然か、出会い系風のつぶやきも散見された。これは参加しているユーザー層に左右されるのかもしれない。

もし雰囲気が違うなと感じたら、「トモチカレーダー」を使おう。

右上の[レーダー]ボタンをタップし、右の画面のようなゲージを操作するだけで、「まわりのひと(少人数)」⇆「たくさんのひと(多人数)」と、共有するタイムラインの範囲を調節することができる。

いま居る場所のご近所ユーザーと、とにかく簡単にメッセージのやりとりができる、瞬間的コミュニティ「トモチカ」。その手軽さやゆるさは、まさに「斉藤さん」を彷彿とさせる。

本アプリが、今後どのような進化を遂げていくか期待したい。