HTCが日本市場に特化したスマートフォンとして、おサイフケータイ、防水機能を搭載したスマホを投入する考えであることが分かった。
HTCの小寺康司CPOが日経トレンディの取材に対して、防水仕様・おサイフケータイ機能を搭載するスマホを日本市場に投入する考えを示した。
小寺CPOは、先日発表されたKDDIと日本市場に特化したスマートフォンの開発に合意した件について、「防水仕様、おサイフ機能は必須と考えている」と、これらの機能を搭載したスマホであることが必須条件であると語っている。
一方で、ワンセグ対応は前向きに検討しているが、本体サイズの制約があると懸念を示している。赤外線機能はスマホに代替機能があることから、採用は見送る考えのようだ。
また、本体カラーについても、今後はグローバルモデルを含めバリエーションを用意する方針で、日本向けには独自色を提供する予定とのこと。
日本独自仕様と言われる機能の中でも、特にユーザーからの要望が強いおサイフケータイ・防水に対応し、HTCだけにハイスペックなものになりそうな新スマホは人気になりそうだ。
auの夏モデルとして登場することを期待したい。