プログラミングできなくてもAndroidアプリを開発できるツール「App Inventor」のオープンβ版が、公開された。Googleのアカウントでログインすれば、利用できる。
「App Inventor」は、「プログラミング言語を知らなくてもAndroidアプリを開発できる」という触れ込みで、Google Labsのプロダクトとして発表されていた開発ツール。
昨年末に「Google Labs」が閉鎖されたことに伴い、「App Inventor」もGoogleからの提供が終了していたが、教育という目的継続のため、MIT(Massachusetts Institute of Technology)がGoogleと共同でApp Inventorプロジェクトを引き継いだ。2012年1月にはオープンソース化を発表し、公開していた。
「App Inventor」を使えば、ジグソーパズルのピースをはめていくように、色々な機能を実現するブロックをドラッグ&ドロップで組み合わせていくことで、Androidアプリを作成できる。自分だけが利用するアプリ(APKファイル)を作成することが可能で、そのアプリをAndroid Market(Google Playストア)で公開するのも可能だ。
教育用のツールとして支持されている「App Inventor」が続くことで、今後もより多くの人がアプリ制作のおもしろさを知ることになるだろう。