以前にニュースで話題となったUSBメモリ型のAndroid端末「Cotton Candy」が27日より開催されているMWC2012にて展示されており、3月からの出荷を予定していることが分かった。
「Cotton Candy」はノルウェーのFXI technologiesが開発しているUSBメモリ型のAndroid端末。ノートPCやMac、タブレット、ディスプレイ、テレビ、セットトップボックスなど、USBで接続できるスクリーンがあればそれを「Cotton Candy」のスクリーンとして利用できる。
彼らは、クラウドサービスが充実している現在、どんな環境からでもAndroidを通じてアクセスを可能にし、ユーザー体験を統一しつつ、どんな環境へも個人的で安全なコンピューターを手軽に持ち運べるようにすることを目指している。
「Cotton Candy」はプロトタイプではAndroid 2.3とUbuntuを搭載していたが、おそらく近いうちにAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)を搭載するだろうとのこと。
以前発表されている接続方式は、USB2.0、HDMI 2.1となっていたが、今回展示されたものはmicro-USBにも対応していたようだ。
出荷は3月より始まるとのことで、価格は199ドルと予定されている。
Cotton Candy スペック
- OS:Android、Ubuntu
- 仮想クライアント:Windows、Linux、Mac
- サイズ:80×25mm(プロトタイプ)
- 重さ:21g(プロトタイプ)
- CPU:ARM Cortex A9 デュアルコア1.2GHz
- メモリ:1GB RAM、64GB microSD
- ネットワーク:802.11 b/g/n、Bluetooth 2.1 + EDR