HTCは2年ぶり減収減益に、2011年第4四半期決算

HTCは6日、2011年第4四半期の決算を発表した。スマートフォン販売では世界第4位の大手だが、2年ぶりの減収減益となった。

HTCの発表によると、2011年第4四半期は、SamsungのGalaxyシリーズ好調のあおりを受ける形で、スマートフォン販売で苦戦。純利益は前年同期比26%減となる110億台湾ドル(約280億円)となった。前年同期は148億台湾ドルだった。
売上高は前年同期比2.5%減の1014億台湾ドル。

HTCはスマートフォン販売で世界シェア4位、アジア圏では2位となっているが、Samsungが大きくシェアを拡大した影響を受けて販売が鈍化した。
先月に、端末販売台数の減少を受けて、業績予想を売上高1040億台湾ドルに下方修正していたが、それも下回った。