モバイルマルウェアが急増、Androidに対して7月以降474%増

Juniper Networksの調査によると、モバイルマルウェアの開発数が急増しており、Androidを対象にしたマルウェアの増加が深刻な問題となっている。

この調査によると、2011年7月以降、Android OSのマルウェアのサンプル数は472%の増加となっており、特に急増が目立つという。Androidを対象としたマルウェアは、2009年から2010年の夏にかけて400%増となっていたが、2011年10月から11月は過去に類を見ない速度で増殖しているという。
さらに、量の問題だけではなく、マルウェアの巧妙化も問題であると指摘している。

Juniper Global Threat Centerの指摘では、これらのマルウェアは、古いSymbianやWindows Mobileをターゲットにしたマルウェアの開発者が作成しているのではないかとのこと。
また、Androidがターゲットになるのは、25ドル払うだけで、偽名を使って開発者登録ができることと、レビュー機能がないからであると述べている。