ソフトバンクモバイル、2012年中にLTEサービス提供へ


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ソフトバンクモバイルもLTEへ

ソフトバンクモバイル(SBM)は2日、2012年中にも高速通信サービスLTEの提供を開始するという方針を発表した。

毎日新聞によると、SBMはLTEに3G回線向けの周波2GHz帯の一部を割り当て、最大スループット37.5Mbpsでサービスを開始するとしている。

LTEについては、NTTドコモが既にXi(クロッシィ)というサービス名で最大スループット37.5Mbps(一部エリアで75Mbps)の高速通信環境を提供しており、対応スマートフォンもこの秋から続々と登場している。また、KDDIも来年12月にLTEによる通信サービスを提供するとしており、通信基地の設置を進めている。

SBMは第4世代移動通信システム(4G)になる最大スループット110MbpsのAXGP(ソフトバンク4G)のサービス提供を発表しているが、当分は対応エリアや対応端末が限定されることが見込まれることから、国内メーカーなどが基地局設備や対応端末の開発を進めているLTEを採用したと見られる。