NTTドコモ、2012年度よりXiを100Mbpsへ高速化

ドコモは2日、2012年3月期の第2四半期決算を発表し、その際の説明資料にて、次世代高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」の通信速度を2012年度より100Mbpsまで引き上げる計画を発表した。


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Xiは100Mbpsに高速化される

Xiは既にサービスが始まっており、受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbpsの高速データ通信が可能。Xiエリア内一部の屋内施設(羽田空港など)では受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsで通信が可能となっている。
今回の発表では、2012年度より最大スループットを75Mbpsから100Mbpsへと引き上げられる模様。

日経パソコンが報じたところによると、現行のXiで利用している周波数2GHz帯に加えて、総務省から新たに割り当てを受けた1.5GHz帯の15MHz幅をXi向けとして使用することで通信速度を引き上げるとのこと。
まずは東名阪エリア外から順次高速化を行い、東名阪エリアでも1.5GHz帯の使用が可能になる2014年度から高速化が行われる予定だ。