mmbiは29日、2012年4月からサービスを提供するスマホ向けの放送局「NOTTV」についての説明会を開催した。その中で、従来のテレビ放送のような高品質・高画質の「リアルタイム型放送」と「蓄積型放送」という2種類のサービスを利用料月額420円で提供すると発表した。
NOTTVはCEATEC JAPAN 2011で発表されたV-Highマルチメディア放送(モバキャス)サービス。
「テレビと呼ぶには、面白すぎる」をキャッチコピーに、テレビを超えたテレビになるというコンセプトの下に、「NOT + TV」からNOTTV(ノッティーヴィー)と名づけられた。
NOTTVはワンセグの約10倍の画質で配信され、「シフトタイム視聴」によって好きな場所、好きな時間に視聴できる「蓄積型放送」や、ソーシャルメディアを組み合わせた番組等の放送が可能な「リアルタイム型放送」のサービスを提供する。
また、29日に開催されたmmbiの取締役会において、481億円の第三者割当増資を行った。筆頭株主のNTTドコモが292億円の増資を引き受けたほか、国内の主要スマートフォンメーカー各社が新たに株主に加わった。
今後、V-Highマルチメディア放送に対応した国内メーカー製のスマートフォンがNTTドコモから販売される予定となっている。