ドコモ「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」レビュー、新世代液晶「IGZO」は動画の描写が美しい

2012-12-12 22:21
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AQUOS PHONE ZETA SH-02E

dアニメストアスマートフォン冬モデルである「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」を2週間ほど利用して感じたことなどを綴る。

「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」とは

まずはじめに、「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」のスペックについて簡単に説明したい。以後、「AQUOS PHONE ZETA」と表記する。

「AQUOS PHONE ZETA」は、チップセットに「Qualcomm Snapdragon S4 APQ8064 1.5GHz クアッドコアプロセッサ」を搭載し、新世代ディスプレイ「IGZO」を採用したシャープ製のスマートフォン。ディスプレイのサイズは約4.9インチHDで、OSはAndroid4.0(Ice Cream Sandwich)。内蔵ストレージは32GBで、RAMは2GB。バッテリーは2320mAhと大容量だ。

カメラは約1630万画素で、16倍ズームで遠くの風景も迫力ある画像で残せる。防水と防塵、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、NOTTV、NFCに対応。

サイズは約135×68×9.8mmで、重さは約150g。カラーはレッド、ホワイト、ブルーの3色。

新世代液晶「IGZO」とは

「AQUOS PHONE ZETA」が注目される要素の一つに、「IGZO」液晶を搭載していることが挙げられる。「IGZO」が凄いのは、前モデルのディスプレイ「S-CG Silicon」に比べて、画面が止まっている状態(静止画)の消費電力が約25%と大幅に低減していること。

「S-CG Silicon」では、ディスプレイに画像を表示する際に1秒あたり60回の画面更新が必要だったが、「IGZO」では静止画に限り、1秒に1回で表示できるようになった。

ドコモの担当者に聞いたところ、スマホでは画面が止まっている状態は意外に多いらしく、バッテリーの持ちに大きく貢献するという。スマホのバッテリーに悩まされているユーザーは多く、少しでも負担を軽減できるとあって「IGZO」への注目度は高い。

「エコ技」で省エネも簡単設定

AQUOS PHONE ZETA SH-02E

バッテリーの悩みといえば、「AQUOS PHONE ZETA」では簡単に省エネ設定できるのも魅力。

「エコ技設定」を開き、「標準」「技あり」「お助け」のボタンを押すだけ。「標準」と「技あり」のボタン下部にある「編集」をタップすれば、省エネ設定をカスタマイズできる。

また、画面上部の「省エネ待ち受け設定」をタップし、画面消灯時に動作を制限するアプリも選択できる。

そのほか、電池残量によって「技あり」か「お助け」にモードを切り替える設定もできる。

ファーストインプレッション

AQUOS PHONE ZETA SH-02E

「AQUOS PHONE ZETA」を持った感触は、やや大きいという印象だ。フィーチャーフォンから初めてスマホを手にする人にとってはコンパクトには思えないサイズだろう。ジャケットの内ポケットやズボンのポケットに入れると、やや重さを感じる。

電源の位置は端末の上部にある。仕事柄、スクリーンショットを頻繁に行うので、慣れるまでやや不便に感じた。

端末の右側にはアンテナがあるので第一印象はちょっと格好悪いと思ったが、今では気にならない。それどころか、アンテナを伸ばすとワンセグの電波を受信しやすくなるので、重宝している。

バッテリーは着脱式ではないので、交換したい場合はドコモショップ等に持ち込む必要がある。

端末のスリープ状態からのロック解除は、ボタン(写真の赤い部分)に指を乗せる方式。押すだけでロック解除になり、ホーム画面に移行する。

また、ロック画面から「しゃべってコンシェル」と「カメラ」をワンタッチで起動させることも可能だ。

「AQUOS PHONE ZETA」の操作性

購入時の「AQUOS PHONE ZETA」で、ホーム画面を変更する等のカスタマイズをしない状態での使用感について説明したい。

ホーム画面の操作は快適で、なめらか。引っかかる動作を感じない。アプリの起動も速く、ウィジェットでのニュース等の表示もスムーズ。

また、「SPモードメール」の起動も速い。通信環境も影響しているのかもしれないが、「メール問合せ」でやや時間を要する場合があり、ストレスを感じるが、アプリ自体の動きに不満はなかった。

ドコモのサービスの利用が快適

AQUOS PHONE ZETA SH-02E

「AQUOS PHONE ZETA」を使っていて思ったのが、ドコモのサービスを利用するのに便利なスマホだということ。スマホの使い方として可能性を閉ざしてしまうが、Googleのアカウントに登録しなくても、最低限の機能を使って過ごすことができる。

Google PlayでアプリをインストールするならGoogleのアカウント登録が必要だが、ドコモのサービスを利用するうえでは必須ではない。

「しゃべってコンシェル」や「VIDEOストア」「アニメストア」等の利用には、Googleのアカウント登録は不要。

AQUOS PHONE ZETA SH-02E

また、ブラウザの初期設定では「dメニュー」がホームとして登録されているので、ニュース等もチェックできる。検索を使えば、様々なサイトに訪問することも可能だ。

ネットのことがよく分からない人でも、プリインストールされたアプリやドコモのサービスだけで満足できるよう作られているのではないかと感じた。もっとも、スマホを活用するための情報を提供する身としては、いろいろと思うことはあるのだが……。

まとめると、「AQUOS PHONE ZETA」は通話やカメラ撮影、Webサイトの閲覧、ドコモのサービス利用は簡単。フィーチャーフォンから移行してスマホのことがよく分からない人でも、使いやすいよう設計されていると思うので、初心者から上級者まで幅広い人達に満足されるスマホだと感じた。

動画の描写が美しく、新たな領域へ

最後に、個人的に「AQUOS PHONE ZETA」の最大の魅力だと感じた動画の表現力について説明したい。

YouTubeではHDで動画を見られるので、驚くほど美しい映像を堪能できる。下記の写真はAKB48の「ギンガムチェック」を閲覧しながら画面を撮影したのだが、きめ細かい映像が映し出されている。

AQUOS PHONE ZETA SH-02E

どこでもこのような美しい画面で映像を楽しめるのだから、動画を楽しまないともったいないとさえ思えた。

ドコモの「アニメストア」の映像は撮影できないのでお伝えできないが、様々なアニメが美しい映像で楽しめる。

「魔法少女まどか☆マギカ」を見たときには、映像の美しさに心から感動した。画面サイズが約4.9インチとあって大画面で得られる感動とはちょっと違うと思うが、「スマホでここまで表現するのか」と感じたのは忘れられない。