「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」は、スマホを長時間使えることにこだわったモデル。バッテリーは2320mAhで、電池消費を低減し、高い光透過率で画面が明るい新世代ディスプレイ「IGZO」を搭載している。担当者によると、普通に使うと「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」よりも1.2-1.3倍程度電池が持つようになったという。
「IGZO」により、消費電力を改善
「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」までは「S-CG Silicon」というディスプレイが使われていた。「IGZO」は「S-CG Silicon」に比べて、画面が止まっている状態(静止画)の消費電力が約25%と大幅に低減している。
「S-CG Silicon」まではディスプレイに画像を表示する際に1秒あたり60回の画面更新が必要だったが、「IGZO」では静止画に限り、1秒に1回で表示できるようになった。
画面が止まっている状態は意外に多いらしく、バッテリーの持ちに大きく貢献するという。ワンセグや電子書籍等の閲覧で力を発揮するようだ。
「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」のディスプレイは約4.9インチのHD液晶(720×1280)で大きいが、幅は約68mm。液晶周りの額縁のスリム化に成功した。
カメラは約1630万画素で、16倍ズームで遠くの風景も迫力ある画像で残せる。
防水と防塵、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、NOTTV、NFCに対応。
カラーはレッド、ホワイト、ブルーの3色。2012年11-12月の発売を予定している。
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「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」の実機チェック
ドコモの展示会場で「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」の実機をチェックしたので、ご参考ください。
AQUOS PHONE ZETA SH-02Eの仕様
- 発売日:2012年11-12月
- ディスプレイ:約4.9インチHD(720x1280 TFT液晶[1677万色])
- OS:Android 4.0
- チップセット:Qualcomm Snapdragon S4 APQ8064 1.5GHz クアッドコアプロセッサ
- メモリ:内蔵ストレージ 32GB / RAM 2GB
- サイズ:約135×68×9.8mm
- 重さ:約150g
- メインカメラ:約1630万画素 / CMOS
- サブカメラ:約120万画素/CMOS
- バッテリー:約2320mAh
- Xi:○
- Wi-Fi:○
- テザリング:○(10台)
- Bluetooth通信:Ver.4.0
- 防水:○
- おサイフケータイ:○
- ワンセグ:◯
- 赤外線通信:○
- エリアメール:○
- docomo Palette UI:○
- NOTTV:○
- メール翻訳コンシェル:○
- はなして翻訳:○
- うつして翻訳:○
- しゃべってコンシェル:○
- WORLD WING:○(クラス4)
- あんしん遠隔サポート:○
- GPS:○
- NFC:○
- 外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) / microSDHC(32GB) / microSDXC(64GB)
- カラー:レッド、ホワイト、ブルー