LGエレクトロニクス製の「Optimus G LGL21」は、クアッドコアCPUに、4.7インチIPS液晶ディスプレイなどを搭載するハイスペック・スマートフォン。高速処理を生かした、新感覚のUIも備えている。
高速処理に裏打ちされた「ながら操作」も特徴
チップセットにQualcomm Snapdragon S4 APQ8064 1.5GHz クアッドコア プロセッサ、さらに2GB RAMの安定性により、複数のタスク処理などでもサクサクと軽快な動作を実現している。また、ディスプレイは4.7インチ HD IPS液晶で、色の切り替わりが速い動画コンテンツや高精細なゲームなどを滑らかに表示する。
メインカメラは1300万画素の裏面照射型CMOS。内蔵ストレージは16GB。バッテリーは2210mAhで急速充電にも対応。OSはAndroid 4.0。ハイエンドモデルだが、4G LTE、防水(防塵は非対応)、おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、赤外線、テザリングなど各種機能にも対応する。
独自機能としては、いわゆる「ながら操作」を実現する新感覚のUIが特徴的だ。動画などを通常の画面に透過表示できる「Qスライド」では、動画やワンセグを見ながら他アプリを同時起動して重ねられ、動画を見「ながら」SNSなどを楽しむこともできる。透過度は調整することも可能(下記2つ目の動画参照)。
さらに、通知バーのクイックメモボタンから起動する「Qメモ」は、あらゆる画面をキャプチャして手書きでメモできる機能。例えば、本機能を使ってホーム画面に手書きで電話番号をメモし、その電話番号を表示したまま電話アプリでダイヤルするといった操作が可能になる(1つ目の動画後半参照)。
このほか、Wi-Fi DirectやMHLでTVと接続しTV画面に動画を再生しながら、Optimus Gの画面ではWEB検索やメールなど動画以外の作業が行える「デュアルスクリーン」、動画再生時に拡大したい場所をピンチイン/アウト操作で拡大して楽しめる「ライブズーム」なども搭載されている。
Optimus G LGL21の実機をチェック
ホーム画面やドロワーの遷移動作ではビュンビュン走るような動き、地図表示、映像再生などで他機種(展示会場にある)よりワンランク上の滑らかさ、処理スピードをみせ、クアッドコア搭載機種ならではの高速処理を実感した。またゲーム操作においても、高いグラフィック性能を示していた。
サイズは幅69×高さ137mm×薄さ9.6mm。カラーはアストロブルー、プリズムホワイトの2色展開で、発売日は11月2日の予定だ。
Optimus G LGL21の仕様
- 発売日:2012年11月2日発売予定
- ディスプレイ:約4.7インチHD(1280×720 IPS液晶[1677万色])
- OS:Android 4.0
- チップセット:Qualcomm Snapdragon S4 APQ8064 1.5GHz クアッドコア
- メモリ:内蔵ストレージ 16GB / RAM 2GB
- サイズ:約69×137mm×9.6mm
- 重さ:約143g
- メインカメラ:約1300万画素
- サブカメラ:約130万画素/CMOS
- バッテリー:約2210mAh
- 4G LTE:○
- WIN HIGH SPEED:○
- Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n
- テザリング:○
- Bluetooth通信:Ver.4.0
- 防水:○(防塵:×)
- おサイフケータイ:○
- NFC:○
- ワンセグ:◯
- 赤外線通信:○
- 緊急速報メール:○
- au スマートパス:○
- 安心アクセス for Android:○
- グローバルパスポート:○
- GPS:○
- 外部メモリー(最大対応容量):microSD 16GB / microSDXC 64GB
- カラー:アストロブルー、プリズムホワイト
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