現在使っているスマホ回線から「LINEMO(ラインモ)」への乗り換えを検討している人の中には、いつ乗り換えるのが最もお得なのかと考えている人もいるでしょう。
LINEMOに乗り換えるベストなタイミングは、現在使用している乗り換え元の回線により異なります。乗り換えのタイミングで重要となるのは、LINEMOのキャンペーン内容や日割りの有無、締め日などです。これらを知っていれば、最適なタイミングで乗り換えられるはずです。
本記事では、無駄のないタイミングでLINEMOに乗り換えるために知っておくべきポイントを解説。また、主要な回線からLINEMOへのベストな乗り換えタイミングも紹介しています。
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【LINEMO】お得な乗り換えタイミングを狙うために知っておくべきこと
他社回線からLINEMOにベストなタイミングで乗り換えるために、あらかじめ知っておくべきポイントを4つまとめています。
チェック1:LINEMOのキャンペーン内容

はじめにチェックすべきは、LINEMOで実施されているキャンペーンの内容です。LINEMOでは現在、他社からベストプランに乗り換えると1万4000円相当、他社からベストプランVに乗り換えると2万円相当のPayPayポイントをもらえる「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」を実施しています。
初めてLINEMOに乗り換えるのであれば、PayPayポイントプレゼントキャンペーンが最もお得なキャンペーンとなります。
PayPayポイントプレゼントキャンペーンの終了時期は未定となっているため、キャンペーン目当てで焦って契約する必要はないでしょう。万が一キャンペーンが終了となる場合は、ホームページなどで告知されるはずです。
LINEMOのPayPayポイントプレゼントキャンペーンについては以下の記事でも詳しく解説しています。

「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」によるPayPayポイント付与時期
PayPayポイントプレゼントキャンペーンによるPayPayポイントの付与時期は、開通日が属する月の7カ月後の上旬ごろです。
たとえば2025年3月に開通したのであれば、PayPayポイントが付与されるのは9月上旬ごろとなります。開通日が3月1日でも3月31日でも、PayPayポイントの付与時期は変わりません。ただし月が変わると、付与されるのが1カ月遅れてしまいます。いずれにしてもPayPayポイントが付与されるまではかなりの時間を要するので、気長に待つほかありません。
なお、PayPayポイントの付与までにLINEMOを解約すると、不当な目的で契約したと判断され、PayPayポイントが付与されない可能性があります。どのような基準で「不当な目的」と判断されるかは明示されていないため、PayPayポイントの付与まで契約を継続するのが確実です。
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チェック2:LINEMOの契約初月に「日割り」が適用されるか

スマホ回線を乗り換える際に注意すべきポイントのひとつに、乗り換え元の回線と乗り換え先の回線による「二重請求」が挙げられます。たとえばドコモからLINEMOに乗り換える場合、ドコモの解約月(最終利用月)の料金とLINEMOの契約初月の料金が両方かかってしまうというケースです。
他社(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイル以外)からLINEMOへの乗り換えであれば、契約初月の料金には日割りが適用されます。
ベストプランは3GBまでで月額990円、3GB超〜10GBで月額2090円の2段階で料金が変動する仕組みです。この場合、開通日から月末までのデータ使用量に応じたプラン料金(990円または2090円)が日割り請求されます。ベストプランVは30GBまでで月額2970円のワンプランなので、開通日から月末までの日割りとなります。

なお、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルから乗り換えた場合、LINEMOの初月料金は無料です。そのため、乗り換えた月に請求されるのは乗り換え元の解約月の料金のみで、LINEMOの初月料金との二重請求は発生しません。
【注意】ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからLINEMOへの乗り換えはPayPayポイントプレゼントキャンペーンの対象外です。
総じて、LINEMOへの乗り換えは契約月に日割りが適用される(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えであれば初月無料)ため、無駄な出費がかからない仕組みとなっています。
次項で述べる乗り換え元の回線は解約月に日割りが適用されるかどうかも重要なポイントです。
チェック3:契約中の回線は解約月に「日割り」が適用されるか
次に確認したいのが、乗り換え元の回線の解約月(最終月)の料金に「日割り」が適用されるかどうかです。以下、主な事業者における解約月の日割り請求の有無をまとめています。
サービス名 | 解約月の日割り請求 |
---|---|
ドコモ | なし(1カ月分満額請求) |
au | なし(1カ月分満額請求) |
ソフトバンク | なし(1カ月分満額請求) |
楽天モバイル | なし(データ使用量に応じて満額請求) |
ワイモバイル | なし(1カ月分満額請求) |
ahamo | なし(1カ月分満額請求) |
povo2.0 | なし(1カ月分満額請求) |
UQモバイル | なし(1カ月分満額請求) |
IIJmio | なし(1カ月分満額請求) |
BIGLOBEモバイル | なし(1カ月分満額請求) |
mineo | あり(解約希望日の前日までの日割り計算で請求) |
イオンモバイル | なし(1カ月分満額請求) |
HISモバイル | なし(1カ月分満額請求) |
OCNモバイル | なし(1カ月分満額請求) |
NUROモバイル | なし(1カ月分満額請求) |
日本通信SIM | なし(1カ月分満額請求) |
J:COM MOBILE | 一部プランあり(AプランSUのみ満額請求) |
QTmobile | なし(1カ月分満額請求) |
y.u mobile | なし(1カ月分満額請求) |
エキサイトモバイル | なし(1カ月分満額請求) |
(※)割引やオプション料金は日割りが適用される場合があります。
(※)支払い日は支払い方法により異なります。
上記の通り、大半の回線は解約月の日割りが適用されません。いつ解約しても利用料金が満額請求されます。

たとえば、解約月の日割りが適用されない回線を月初の1日に解約してLINEMOに乗り換えると、乗り換え元の回線は1日しか使っていなくても1カ月分の料金が満額請求されます。
前述の通り、LINEMOの契約初月は日割りが適用されますが、月初の1日に乗り換えたとなれば満額に近い金額がかかってしまいます(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは除く)。
つまり月初にLINEMOに乗り換えると、乗り換え元の回線の解約月料金とLINEMOの初月料金が、ほぼ満額で二重請求されてしまうわけです。乗り換えが月末なら、LINEMOの契約初月の日割り請求も抑えられるため無駄がありません。
一方で、mineoやJ:COM MOBILEの一部プランなど、解約月に日割りが適用される回線も存在します。解約月に日割りが適用される回線からLINEMOに乗り換えるのであれば、最終月の料金が無駄になることもないので乗り換えのタイミングを気にする必要はさほどないでしょう。
チェック4:契約中の回線の「締め日(更新日)」はいつか

契約中の回線の「締め日(更新日)」も確認しておくと安心です。締め日とは、回線の利用状況や料金の区切りとなる日を指します。
LINEMOの締め日は毎月月末です。月初〜月末までの利用状況(データ使用量や通話時間など)に応じた料金を請求します。口座振替であれば翌月26日、クレジットカード支払いであればカード会社の指定日に請求された料金を支払います。
以下、主な事業者における締め日をまとめています。
サービス名 | 締め日 |
---|---|
ドコモ | 月末 |
au | 月末 |
ソフトバンク | 20日または末日のいずれか(契約時にソフトバンクが指定) |
楽天モバイル | 月末 |
ワイモバイル | 月末 |
ahamo | 月末 |
povo2.0 | 月末 |
UQモバイル | 月末 |
IIJmio | 月末 |
BIGLOBEモバイル | 月末 |
mineo | 月末 |
イオンモバイル | 月末 |
HISモバイル | 利用開始日 |
OCNモバイル | 月末 |
NUROモバイル | 月末 |
日本通信SIM | 利用開始日 |
J:COM MOBILE | 月末 |
QTmobile | 月末 |
y.u mobile | 月末 |
エキサイトモバイル | 月末 |
(※)月末締めの場合、毎月1日~月末の利用料金を翌月に請求する
一部の回線を除き、ほとんどの回線がLINEMOと同じく「月末締め」となっています。乗り換え元の回線が月末締めで、前述したような日割りがないなら、月末の付近に乗り換え手続きを済ませて解約すると無駄がありません。締め日を1日でも過ぎると、翌月分の料金が発生してしまいます。
LINEMOに乗り換えるベストタイミングは? 主要回線をケース別に解説
LINEMOに乗り換えるベストなタイミングを、主要な回線ごとにまとめました。自身が契約している回線と照らし合わせてみてください。
本項目で紹介していない格安SIMでも、前述した4つのチェック項目さえ把握していればベストタイミングで乗り換えられるはずです。
「ソフトバンク」「ワイモバイル」からLINEMOに乗り換える場合

- 【結論】いつ乗り換えてもお得さは変わらない
- LINEMOの初月料金は無料。発生する料金はソフトバンク・ワイモバイルの解約月の料金のみ(満額請求)
- ソフトバンク・ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えはPayPayポイントプレゼントキャンペーンの対象外
ソフトバンクまたはワイモバイルからLINEMOに乗り換える場合、いつ乗り換えてもお得さに変わりはありません。
ソフトバンクおよびワイモバイルは解約月料金に日割りが適用されず、満額が請求されます。しかし、ソフトバンク・ワイモバイルからLINEMOに乗り換えた場合は、LINEMOの初月料金が無料となるキャンペーンが実施されています。
LINEMOに乗り換えた日にかかわらず、乗り換え月に発生する料金はソフトバンク・ワイモバイルの解約月の料金(1カ月分)だけです。乗り換えが締め日を過ぎると1カ月分の料金がかかってしまうので、その前に乗り換えを済ませましょう。
なお、ソフトバンクまたはワイモバイルからLINEMOへの乗り換えは「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」の対象外です。LINEMOでは「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」のほか、特典としてPayPayポイントをもらえるキャンペーンがいくつか実施されていますが、ソフトバンクとワイモバイルからの乗り換えは対象外であるケースがほとんどです。
乗り換え初月のプラン料金が無料
「ドコモ」「ahamo」からLINEMOに乗り換える場合

- 【結論】月末に乗り換えるのがおすすめ
- ドコモ・ahamoは解約月料金の日割りなし、LINEMOは初月料金の日割りあり
- ドコモ・ahamoはPayPayポイントプレゼントキャンペーンの対象
ドコモまたはahamoからLINEMOに乗り換えるベストタイミングは「月末」です。ドコモ・ahamoは解約月の料金に日割りが適用されず、満額が請求されます。LINEMOの初月料金は日割りが適用されるため、月初に乗り換えるとLINEMOの初月料金の日割り金額も高くなってしまいます。
乗り換えが月末であれば、LINEMOの乗り換え初月の日割り料金を抑えることができます。LINEMOを少しでも早く使いたいという事情がない限り、月末に乗り換えることをおすすめします。
LINEMOでは現在、他社からベストプランに乗り換えると1万4000円相当、ベストプランVに乗り換えると2万円相当のPayPayポイントをもらえる「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」が実施されています。ドコモ・ahamoからの乗り換えもキャンペーンの対象です。
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「au」「UQモバイル」「povo2.0」からLINEMOに乗り換える場合

- 【結論】月末に乗り換えるのがおすすめ
- au・UQモバイル・povo2.0は解約月料金の日割りなし、LINEMOは初月料金の日割りあり
- au・UQモバイル・povo2.0はPayPayポイントプレゼントキャンペーンの対象
au・UQモバイル・povo2.0からLINEMOに乗り換えるベストタイミングは「月末」です。au・UQモバイル・povo2.0は解約月の料金に日割りが適用されず、満額が請求されます。LINEMOの初月料金は日割りが適用されるため、月初に乗り換えるとLINEMOの初月料金の日割り金額も高くなってしまいます。
乗り換えが月末であれば、LINEMOの乗り換え初月の日割り料金を抑えることができます。LINEMOを少しでも早く使いたいという事情がない限り、月末に乗り換えることをおすすめします。
LINEMOでは現在、他社からベストプランに乗り換えると1万4000円相当、ベストプランVに乗り換えると2万円相当のPayPayポイントをもらえる「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」が実施されています。au・UQモバイル・povo2.0からの乗り換えもキャンペーンの対象です。
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「楽天モバイル」からLINEMOに乗り換える場合

- 【結論】月末に乗り換えるのがおすすめ
- 楽天モバイルは解約月料金の日割りなし、LINEMOは初月料金の日割りあり
- 楽天モバイルはPayPayポイントプレゼントキャンペーンの対象
楽天モバイルからLINEMOに乗り換えるベストタイミングは「月末」です。楽天モバイルは解約月の料金に日割りが適用されず、満額が請求されます。LINEMOの初月料金は日割りが適用されるため、月初に乗り換えるとLINEMOの初月料金の日割り金額も高くなってしまいます。
乗り換えが月末であれば、LINEMOの乗り換え初月の日割り料金を抑えることができます。LINEMOを少しでも早く使いたいという事情がない限り、月末に乗り換えることをおすすめします。
LINEMOでは現在、他社からベストプランに乗り換えると1万4000円相当、ベストプランVに乗り換えると2万円相当のPayPayポイントをもらえる「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」が実施されています。楽天モバイルからの乗り換えもキャンペーンの対象です。
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LINEMOに乗り換える手順
他社回線からLINEMOに乗り換える際は、まず以下の項目を確認・準備しておきましょう。
- プランを決める(ベストプラン or ベストプランV)
- キャンペーン情報をチェックしておく
- 端末がLINEMOに対応しているか確認する
- SIMタイプをSIMカードかeSIMか決める
- 本人確認書類を用意する
- MNP予約番号を取得する(一部の格安SIMのみ)
LINEMOの契約前にやるべきことやプランの選び方については以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参照してみてください。
乗り換える準備が完了したら、以下のボタンからLINEMOの公式サイトにアクセスしてください。
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LINEMOの申し込みページ
LINEMOへの乗り換えは、おおまかに以下の流れでおこないます(MNPワンストップ対応の回線からの乗り換えを例としています)。
- 申し込みページの最初に「今の電話番号をそのまま使用する」を選ぶ
- SIMタイプ(SIMカード/eSIM)、利用端末(iPhone/Androidスマホ/iPad/Androidタブレット)を選ぶ
- 「不要な方法(ワンストップ)で申し込む場合」をタップ
- 乗り換え元のマイページにログインし、移行手続きをおこなう
- プラン(ベストプラン/ベストプランV)を選択
- 必要に応じて通話オプションなどのオプションサービスを選択する
- 氏名・住所などを登録し、支払い方法を選択する
- 本人確認をおこなう
- 申し込みを完了する
- SIMカードの場合:自宅に届くのを待ち、届いたらSIMカードを差し替える
eSIMの場合:「LINEMOかんたんeSIM開通」アプリをインストールして開通手続きを進める



乗り換え元でMNP申請をおこなう
ドコモ・au・楽天モバイル・UQモバイル・ahamo・povoは、MNP予約番号の取得が不要な「MNPワンストップ」対応の回線です。
MNPワンストップ対応の回線からLINEMOに乗り換える場合、SIMタイプ(SIMカードまたはeSIM)を選択したら[不要な方法(ワンストップ)で申し込む場合]をタップ。乗り換え元のマイページにログインし、MNPの申請をおこないます。
その後、画面の案内に従ってプランの選択、オプションサービスへの加入、氏名・住所などの登録、支払い方法の選択、本人確認の順に進めて申し込みを完了させてください。本人確認には運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。
MNPワンストップ非対応の回線からの乗り換えなら、乗り換え元の回線のマイページからあらかじめMNP予約番号を取得してください。LINEMOの申し込み画面でSIMタイプと利用端末を選択したのち[MNP予約番号を取得しました]をタップ。ユーザー情報の入力画面で、あらかじめ取得したMNP予約番号と有効期限を入力します。



LINEMOでeSIMを使用する場合は、開通専用アプリ「LINEMOかんたんeSIM開通」を使って開通手続きをおこないます。
「LINEMOかんたんeSIM開通」アプリを使えば、eSIMのプロファイルダウンロードや各種通信設定などを簡単に設定できます。eSIMの開通受付時間は9時〜20時30分で、それ以外の時間帯では開通できません。
利用までの具体的な流れは下記の公式サイトを参照してください。
公式サイトで利用までの流れをチェック