リリース前のLINEの新機能を一足早く使える「LINE Labs」において、LINEのトーク画面から開いたWebページを画面上に小さく表示し続けられる「ミニブラウザ」機能が登場しました。現在、iOS版LINEアプリのバージョン9.8.0にアップデートすると利用できます。
LINE Labsは、将来LINEに追加されるかもしれない新機能を試せる実験機能。LINEの「ホーム」タブで設定ボタン[]の をタップし、「ミニブラウザを利用」の項目をオンにするとミニブラウザ機能が利用できるようになります。
ミニブラウザは、トークルームでやりとりしたURLなどからWebページを開いた際、トーク内のブラウザ画面を下方向にスワイプすると、そのWebページが縮小化してトーク画面上にオーバーレイ表示される機能です。
左:拡大したり閉じたりできる右:トーク画面を離れても表示が残り続ける
拡大ボタンを押すとWebページを元のサイズ(全画面)で表示し、「×」ボタンを押すとミニブラウザが閉じます。トーク画面上で自由に移動(ドラッグ)させたり、ピンチイン・アウトで表示サイズを調整したりすることもできます。ただし、ミニブラウザの中のWebページをスクロールしたりタップしたりすることはできません。
なお、ミニブラウザはトーク画面を離れても表示が残り続けます。言い換えると、LINEのスタンプショップなど(Webページ)を開いた際に立ち上がる画面も、ミニブラウザ機能を適用(下スワイプ)して縮小オーバーレイ表示が可能です。
これまではLINEアプリでWebページが開かれると、それを閉じるまでLINEを再開できませんでしたが、今後ブラウザを開いたまま操作がおこなえるようになりました。知っておくとちょっと便利にLINEが使える機能といえそうです。