iPhoneの通知センターには、アプリからの通知画面のほかに「ウィジェット」の画面があります。
初期状態ではカレンダーの予定やニュース、天気情報、マップ、メールなどのウィジェットとSiriの検索候補(APP)が表示されていますが、ウィジェットの表示順の並び替えや、項目の追加・削除など編集すれば、通知センターをより使いやすくカスタマイズできます。またiOS 14では、ウィジェットをホーム画面に配置できるようになりました。
本記事では、iPhone(iOS 13)でウィジェットを設定(並べ替え/追加/削除)する方法を解説します。
iPhoneのウィジェットとは
ウィジェットとは、よく使うアプリの情報をすばやく確認したり、アプリの特定の機能にアクセスしやすくしたりする機能のことです(Android OSではホーム画面に配置できる)。
ウィジェット画面
ホーム画面やロック画面、通知センターで右スワイプすることで表示できるので、利用頻度の高いアプリのウィジェットを画面上部に表示させておくと利便性が高まります。アプリによっては複数のウィジェットを持っているものも存在します。
ウィジェットはすべてのアプリに用意されているわけではありません。また、個々のウィジェットの機能を自由に編集することはできません。
iPhoneでウィジェットを並べ替える
iPhoneでウィジェットを並び替える手順を紹介します。
1ウィジェット画面を表示する
ホーム画面などで右スワイプ
ホーム画面の1ページ目、ロック画面のいずれかの画面で右方向にスワイプします。
2「編集」をタップ
通知センターの画面を下にスクロールし、一番下にある[編集]をタップします。
3項目を並べ替える
好きな順番に入れ替える
ウィジェットの右横に表示されている[]アイコンをドラッグして並べ替えることができます。最後に[完了]をタップします。
この「ウィジェットを追加」の画面で順番を並び替えると、実際のウィジェット画面の順番に反映されます。
4ウィジェットに編集が適用される
「次の予定」のウィジェットが最上部に移動した
編集内容が適用され、ウィジェットの順番が並び替わります。
iPhoneでウィジェットを追加する
アプリをインストールするだけではウィジェットは有効になりません。編集画面で登録する必要があります。
「Googleアシスタント」のウィジェットを追加
まず、ウィジェットを並べ替える手順と同様の方法で編集画面を開きます。
ウィジェットに追加されていない機能は「ウィジェットに追加」の項目に表示されているので、横にある[+]ボタンをタップすると上段の項目に移動し、ウィジェットに追加されます。
「Googleアシスタント」のウィジェットが追加された
上の画面は「Googleアシスタント」のウィジェットを追加したところです。
iPhone 6s以降の3D Touch対応機種、iPhone X以降の触覚タッチ対応機種では、ホーム画面でアプリを長押しするとクイックアクションを表示できます。アプリによっては、このクイックアクション内にウィジェットが表示されることがあります。
たとえば「YouTube Music」アプリでは、クイックアクションでウィジェットを表示できます。ウィジェット右上のウィジェットを追加をタップすれば、ここからウィジェットに追加できます。
なお、通常のウィジェットが用意されているアプリであっても、クイックアクションにウィジェットが存在するとは限りません。
iPhoneでウィジェットを削除する
ウィジェットを削除することもできます。
ウィジェットの編集画面でウィジェットの左側にある[−]ボタンをタップして[削除]を選択すると、下段の「ウィジェットを追加」セクションに移動し、ウィジェットの画面から削除されます。
検証端末:iPhone XR(iOS 13.3)