【iPhone】「ボイスメモ」アプリの使い方 徹底解説

2018-08-20 16:47
記事タイトルとURLをコピーする

【iPhone】「ボイスメモ」アプリの使い方 徹底解説

iPhoneに標準で備わっている「ボイスメモ」は、専用のICレコーダーがなくても、iPhoneのマイクを使って音声を録音できるアプリ。打ち合わせや取材を録音したり、スピーチの練習をしたり、音声でメモを残したりと、いつでも手軽に録音できる便利な存在です。ちなみに、iPadには標準の「ボイスメモ」アプリは用意されていません。

録音したボイスメモは、MPEG-4オーディオ形式で保存されます。iPhoneで再生・編集できるだけでなく、パソコンなど他のデバイスで利用するのも簡単です。あれもこれもといった便利な機能はありませんが、日常的な使い方ならこれで十分。そこで今回はボイスメモの使い方を徹底的に解説します。

ボイスメモを録音する

ボイスメモはiPhoneのマイクからの音声を録音します。したがって、録音をするときはマイクの位置を知っておくと、音声がよりクリアになります。iPhoneのマイクは、本体の下部にあります。ユーザーから見て、Lightningコネクタの左あたりです。

自分の声を録音するときは普段どおりの持ち方で構いませんが、対面の相手の声を録音するときなどはマイクを向けて録音するのが大きな音で録音できるのでオススメです。マイクの向きを変えるだけで音の大きさやこもり具合はかなり変わるので、事前にテストしておくとよいでしょう。

なお、外付けのマイクを使って録音することもできます。Lightningコネクタに接続するタイプや、Bluetoothで接続して録音できるマイクがあります。ステレオ録音も可能になるので、より高音質で録音したいときは選択肢の1つに入ります。

iPhoneで通話を録音する方法まとめ【通話録音アプリ、ICレコーダー+テレフォンピックアップ、Bluetoothボイスレコーダーなど】

「ボイスメモ」アプリを起動する

iPhone:ボイスメモの起動

「便利ツール」フォルダ→「ボイスメモ」をタップ

まずは「ボイスメモ」アプリを起動します。デフォルトの状態であれば、「ボイスメモ」アプリは「便利ツール」フォルダの中に格納されています。

ボイスメモを録音する

iPhone:ボイスメモの録音/一時停止

ボタンをタップして録音を開始。一時停止するにはボタンをタップする

画面の中央にある赤いボタンが録音ボタン()。タップすると即座に録音を開始します。画面にはグラフが表示されています。縦軸が音の大きさで、横軸が時間です。

録音中は録音ボタンが一時停止ボタン()に変化します。録音を停止するには、この一時停止ボタンをタップします。再び録音ボタンをタップすれば、録音を再開できます。

画面に「ボイスメモ」アプリが表示されていなくても録音は継続している

録音中に自動ロックがかかるとディスプレイが消灯しますが、録音は継続しています。また、録音中にホーム画面や他のアプリに移動しても、録音は続きます。

iPhone:ボイスメモ

ボイスメモで録音作業中の状態。ステータスバーが赤くなる

ホーム画面や他のアプリ画面から「ボイスメモ」アプリに戻るときは、画面上部に表示されているステータスバーの赤い部分をタップします。

録音中に注意すること

新規録音を開始するときと[完了]をタップするときは、「ピコン」という音が鳴ります。会議の音声を録音するときなど音を鳴らしたくない状況であれば、あらかじめサイレントモードにしておくと音が鳴らなくなります。サイレントモードへは、端末の左横(音量を上げるボタンの上)にあるスイッチで切り替えます。

また、録音中に電話がかかってくると、録音は停止します。これを防ぎたければ機内モードにしておくとよいでしょう。

録音中にボイスメモを再生する

iPhone:ボイスメモの録音の上書き

一時停止中に録音内容を確認

録音を一時停止すると、録音ボタンの左にある再生ボタンがアクティブになります。これをタップすると、録音を終了させることなく、録音したばかりの音声を再生できます。

ボイスメモを上書きする

iPhone:ボイスメモの録音中の再生

上書き部分は赤いグラフになる

録音は上書きすることができます。一時停止させたあとグラフ部分をスライドさせて、上書きを開始したい箇所に青い縦線を合わせ、録音ボタンをタップするだけです。上書きされた部分は赤いグラフで示されます。

ボイスメモを保存する

iPhone:ボイスメモの保存iPhone:ボイスメモの保存

左:録音を[完了]させる右:ファイル名を付けて、[保存]または[削除]

録音を終了するときは一時停止の状態で[完了]をタップします。ボイスメモのファイルには好きな名前を付けられます(名前はあとから変更可能)。[削除]をタップすれば、音声を保存せずに録音を終了します。

iPhone:ボイスメモの保存

ボイスメモが保存された。録音した日付と録音時間も表示される

ボイスメモを再生する

iPhone:ボイスメモの再生iPhone:ボイスメモの再生

左:ファイルを選択右:再生

ボイスメモを再生するときは、再生したファイルをタップして、青い再生ボタンを押します。青いラインをドラッグすることで、再生開始ポイントを変更できます。再生操作を終了して一覧画面に戻りたいときは、画面下部の何もないところをタップすればOKです。

再生音声の出力先は変更できる

再生時に画面右上にあるスピーカーのアイコンをタップすると、音声出力先をレシーバーまたはスピーカーに切り替えられます(AirPlayの選択画面が表示される場合もあります)。

耳元で聴きたければスピーカーアイコンをオフの状態(白/レシーバー出力)にし、iPhoneを耳元から離した状態で聴きたければスピーカーアイコンをオンの状態(青/スピーカー出力)にします。

ボイスメモを編集する

ボイスメモの各ファイルを編集すると、指定した場所から音声を上書きしたり、不要な部分を削除したりすることができます。余計な音声が入り込んでしまったのでこれを削除したいときや、ファイルサイズを小さくしたいときなどに使います。ファイル名の変更も可能です。

iPhone:ボイスメモを編集

ファイルを選択し[編集]をタップ

編集画面は、録音中に停止ボタンを押すか、再生画面で[編集]をタップすると表示されます。

ボイスメモのファイル名を変更する

ボイスメモのファイル名は名前は変更できます。

iPhone:ボイスメモの名前を変更iPhone:ボイスメモの名前を変更

左:アイテムの画面で名前を変更右:編集画面で名前を変更

各ファイルの画面で名前をタップするか、編集画面の黒背景の編集エリアで名前をタップすれば、名前を変更できます。

ボイスメモを上書きする

iPhone:ボイスメモの上書き

赤い部分が上書きした箇所になる

ボイスメモの各ファイルを上書きするときは、グラフ全体をスライドさせ、画面中央にある青いラインを編集したい部分に合わせます。再生ボタンを押して内容を確認しながら、画面を左右にスライドさせるとよいでしょう。録音ボタンをタップすると、青いラインのある位置から録音データを上書きし、上書きした箇所は赤いグラフで表示されます。

ボイスメモの先頭または末尾をトリミングする

録音の開始直後や終了間際で不要な部分があるときは、「トリミング」機能によって削除します。

iPhone:ボイスメモのトリミング

左右の端にある赤いラインをドラッグし、残したい範囲を指定して[トリミング]

トリミングボタンをタップすると、2本の赤いラインが表示されます。先頭部分をカットしたいときは左端にある赤いラインを、末尾の部分をカットしたいときは右端の赤いラインをドラッグして、編集位置を指定。赤いラインの外側の部分が削除されることになります。

赤いライン以外のグラフ部分をドラッグすれば、指定した赤いラインの幅を固定したまま、グラフ部分だけをスライド可能。再生時間を固定して編集したいときに便利です。

赤いラインの位置を決めたら、[トリミング]をタップし、[オリジナルをトリミング]または[新規録音として保存]をタップすると、赤いラインに挟まれた部分を残し、ほかの部分が削除されます。元データ(オリジナル)を残したまま複製を作成したいときは[新規録音として保存]を選びます。未編集のオリジナルファイルが残るので、ボイスメモを2つに分割したいときなどに使えます。

iPhone:ボイスメモのトリミング

録音の最初の方と最後の方を削り、中ほどの部分だけを残せた

ボイスメモの途中部分を削除する

先頭部分や末尾ではなく、録音の途中に紛れ込んだノイズなど不要な部分を除きたいときは、「削除」機能を使います。基本的な使い方は「トリミング」機能と同様です。

iPhone:ボイスメモの一部削除

左右の端にある赤いラインをドラッグし、除きたい範囲を指定して[削除]

「削除」機能では「トリミング」機能とは反対に、赤いラインで挟まれた部分が削除されます。会議途中の雑談や休憩中の会話などをそのまま録音してしまった場合に、不要な部分を削除するという使い方にぴったりです。

iPhone:ボイスメモの一部削除

録音の中ほどの部分を削り、最初の方と最後の方を繋げた部分だけを残せた

ボイスメモのファイルを削除する

iPhone:ボイスメモの削除

ファイルを左にスワイプして[削除]

ボイスメモの各ファイルを削除したいときは、一覧でファイルを左にスワイプして[削除]をタップ、もしくは再生画面でゴミ箱ボタンをタップします。削除したボイスメモは復元できないので慎重に操作してください。

iPhone:ボイスメモの削除iPhone:ボイスメモの削除

アイテム一覧で[編集]→[ー]→[削除]でも削除できる

ボイスメモをパソコンなどに送るには

録音したボイスメモのファイルは、パソコンに送信して再生することや、ほかのユーザーに送信することができます。送信手段はさまざまです。iOS端末同士やOS X Yosemite以上を搭載したMacへ送信するならAirDropが使えますし、ほかのユーザーと共有したいときはメッセージやメールなどに添付して送れます。

iPhone:ボイスメモを共有・転送iPhone:ボイスメモを共有・転送

左:アクションボタン(共有アイコン)をタップ右:共有先を選択する

メールに添付する

メールに添付するときは、ファイルサイズがネックになりがちです。長時間録音した場合は、ファイルサイズが大きくなります。1時間の録音では、最低でも30MB以上のサイズに。使っているメールアカウントによっては、添付ファイルの制限によって送れないこともあるでしょう。このようなときはメールの送信アカウントをGmailなどにすれば、たいていOKです(Gmailなら50MBまでのファイルを添付できます)。

ファイルサイズが50MBを超えるようなら、トリミングで分割するという方法もありますが、それよりはクラウドストレージの共有リンクを利用したほうが簡単です。

クラウドサービスやアプリに送信する

DropboxやOneDriveなどのクラウドサービスにファイルをアップロードするのも便利です。共有先として[ファイルに保存]をタップすると、利用できるクラウドストレージが表示されます(表示される項目は「ファイル」の設定によります)。iCloudの容量に余裕があれば、もちろん「iCloud Drive」フォルダを利用しても構いません。

[ファイルに保存]にないサービス宛に送信・保存することもできます。LINEやEvernoteなどに送信したいときは、共有メニューから[LINE]や[Evernoteにコピー]などを選びます。自分の使っているサービスから自由に選択してください。

iTunesでパソコンに転送する

iTunesを利用しているなら、同期機能を利用できます。iTunesが便利なのは、複数のメモをまとめて送信できる点です。

iPhone:ボイスメモをiTunesに転送

「ミュージックを同期」にチェックを入れて同期する(「ボイスメモを含める」は、iTunesからiPhoneへボイスメモを同期するときにチェックする)

設定方法は、iPhoneをつないだ状態でデバイスを開いて、「ミュージック」→「ミュージックを同期」のチェックを入れておくだけ。PCとiPhoneをケーブルで接続して同期すると、iTunesの「ミュージックプレイリスト」→「ボイスメモ」にボイスメモが転送されます。

アプリ「ボイスメモ」をダウンロード
ボイスメモ

検証端末:iPhone 8(iOS 11.3)