スマホで音声入力する方法と注意点 句読点・改行・文字起こしはできない?【iPhone/Android】

スマホで音声入力する方法と注意点 句読点・改行・文字起こしはムリ?【iPhone/Android】

料理中など手が離せないときやスマホの画面を触れないときに、思いついたことを書きとめておきたい。そのような場面ではスマホの音声入力機能が活躍します。音声入力は、メモを取るだけでなくLINEやメールのメッセージの入力も可能です。使いこなせれば、フリック入力よりも素早く文章を入力できるようになるかもしれません。

本記事では、スマホで音声入力をおこなうための設定方法や、日本語による音声入力時に注意すべき点を解説します。

準備:端末の「設定」アプリで音声入力設定をオンにする

音声入力ができない──。音声入力を試そうと思っても、音声入力を始めるためのマイクボタンが見つからないことがあります。

そこで、まずは端末の「設定」アプリで音声入力の設定をオンにする方法を解説します。

iPhoneで設定する手順

iPhoneでは「設定」アプリで音声入力設定をおこないます。音声入力設定 iPhone 音声入力設定 iPhone

[一般]→[キーボード]と進み、「音声入力」のスイッチをオンにしてください。

音声入力設定 iPhone 音声入力設定 iPhone

左:ホームボタンのある機種の場合右:ホームボタンのない機種の場合

すると、ホームボタンのある機種(iPhone 8以前)では[]の右隣に、ホームボタンのない機種(iPhone X以降)ではキーボードの右下にマイクボタンが表示されます。

これでiPhoneの音声入力設定は完了です。

iPhoneのキーボードから絵文字、マイクボタンを非表示にする(消す)方法

Androidスマホで設定する手順

Androidスマホでは、機種やAndroidのバージョンによって音声入力の設定方法が下記の解説と異なる場合があります。本記事ではGoogle Pixel 3a(Android 10)で検証をおこなっています。

音声入力設定 Androidスマホ 音声入力設定 Androidスマホ

Androidスマホの「設定」アプリの[システム]→[言語と入力]と進みます。

音声入力設定 Androidスマホ 音声入力設定 Androidスマホ

「言語と入力」の[仮想キーボード]→[Gboard]と更に深い階層に入っていきます。

音声入力設定 Androidスマホ 音声入力設定 Androidスマホ

「Gboard」の設定画面に[音声入力]があるのでこれを選択します。そこで「音声入力を使用」のスイッチをオンにすればOKです。

音声入力設定 Androidスマホ

音声入力設定をオンすると、キーボードの右上の黒色のマイクボタンが表示されます。

本検証で使用しているキーボードアプリは「Gboard」です。他のキーボードアプリでも音声入力に対応している場合は、同様の手順で音声入力の設定ができます。

音声入力を使って実際にLINEのメッセージを作成してみた

音声入力の設定をオンにしたら、実際に音声入力機能を使ってみましょう。

音声入力をする

iPhoneの音声入力画面

キーボードのマイクボタンをタップすると、音声入力ができるようになります。iPhoneでは音声入力画面に遷移、Androidスマホでは「お話しください」というメッセージが表示されるので、入力したい文章を声に出してください。

音声入力の際は、漢字とカタカナの単語を自動的に変換してくれます。変換の手間が省けて便利なのですが、その反面、あえてひらがなのまま入力するといったことはできません。文面に工夫をこらしたい場合は、音声入力した文章をキーボードで修正する必要があります。

日本語による音声入力の注意点

日本語による音声入力がうまくいかないときは、以下の点を確認してみましょう。

句読点・改行などを入力できない?

音声入力をする 句読点

残念ながらAndroid OS標準の日本語音声入力(Google音声入力)は、句読点や改行などの入力に対応していません。

一方、iPhoneの音声入力では句読点などの入力も可能です。“、”を入力したいときは「てん」か「読点」、“。”を入力したいときは「まる」か「句点」と声に出してください。そのほか、主な記号の音声入力での入力方法を表にまとめました。

iPhoneの音声入力に対応している主な記号等と入力方法
入力する記号等 発声する言葉
改行 かいぎょう
タブ タブキー
スラッシュ
ビックリマーク、かんたんふ
はてなマーク、クエスチョンマーク、ぎもんふ
× バツ、かける
たす、プラス
イコール
かぎかっこ
かぎかっことじる
かっこ
かっことじる
アットマーク、アット
やじるし
パーセント
アンド
シャープ

上記の表以外にも、多くの記号の入力に対応しています。いろいろなパターンを試してみてもいいかもしれません。

自分の周囲がうるさくないか

すぐ近くで人が話している状況や人混みの中などで、他人の声が重なると正しく音声入力ができません。スマホのマイクが他の声も拾って入力してしまうためです。

自分で声に出した文章に意図しない文字や単語が入ってしまったときは、周りが静かな場所に移動してから音声入力を再開してください。

誤ったマイクボタンをタップしていないか(例:LINEのボイスメッセージ)

ボイスメッセージのマイクボタン ボイスメッセージのマイクボタン

左:LINEのメッセージ入力欄の隣にあるマイクボタンは「ボイスメッセージ」用右:タップするとボイスメッセージの録音画面が表示される

LINEの場合、音声入力用のマイクボタンとは別に、「ボイスメッセージ」を録音するためのマイクボタンがメッセージ入力欄の横に表示されています。「ボイスメッセージ」は、自分の声を録音して音声データを相手に送信する機能なので、音声入力とは異なります。

どちらもマイクボタンの形が似ているので間違えないようにしましょう。

文字起こし(録音された音声による入力)は困難

録音した音声データの文字起こし(テープ起こし)が音声入力でできたら大変便利ですが、残念ながらそれは厳しいようです。

今回、iPhoneとAndroidスマホを使って実際に検証をおこないました。録音した日本語の音声をマイク部分で聞かせたところ、どちらも「音」としては認識するものの文章の入力はされませんでした。

検証端末:iPhone X(iOS 13.2.3)、Google Pixel 3a(Android 10)

EDITED BY TOKIWA