投稿内容に興味が持てなかったり、相手と疎遠になったりといった理由で、Facebook(フェイスブック)で友だち関係を解消したいこともあるのではないでしょうか。しかし、削除したことが相手にばれないか、削除後に友だちに戻れるのかなど、あれこれ気になるものです。
そこで本記事では、Facebookで友だちを削除する方法と注意点のほか、フェイスブックで友達の一括削除ができるのか否かなどについて解説します。
本記事では、パソコンを使ってWeb版のFacebook使う場合は「PC版Facebook」と表記します。スマホでは、Facebookアプリを利用することを前提としています。
Facebookで友達を削除する方法
Facebookの「友達削除」は、お互いのフィードに投稿が表示されるのをやめたい、かつ友達リストからアカウントを外してFacebook上の友達関係を解消したいといった場合に有用です。ただし、削除しても相手からもう一度友達申請が来たり、自分のプロフィールが閲覧されたりする可能性は十分にあります。
- 削除したい友達のプロフィール画面を表示させる
- プロフィールアイコン付近の人マーク→[友達]をタップ/PC版では[友達]をクリック
- [友達から削除]を選択
- 確認画面で[OK(または承認)]すれば完了
上記の削除手順を画像と一緒に詳しく解説していきます。
手順1:相手のプロフィールページへ遷移する
アプリ版、またはPC版Facebookの画面上部にある検索欄から削除したいアカウントを探し、プロフィール画面を表示させます。アプリ版ならは、アイコン付近にある人マークをタップしてください。
手順2:友達削除ボタンから、削除を完了させる
アプリ版Facebook
アプリ版、PC版どちらも、[友達]→[友達から削除]を選択します。PC版Facebookでは、[友達から削除]をクリックした時点で削除が完了します。アプリ版Facebookでは、再度確認画面が表示されるので[OK](Android版では[承認])をタップすれば削除完了です。
Facebookで友達削除するとどうなる? 相手に削除はバレるのか
友達削除をした瞬間に、相手とのステータスが[友達になる]へと変化し、自分と相手双方の友達リストから互いのアカウントが削除されますが、友達削除が相手に通知されることはありません。
左:削除前はステータスが「友達」「フォロー中」になっていた右:削除後「友達になる」に変わった
削除がバレる可能性があるのは、あなたのプロフィールを相手が検索した場合でしょう。
ステータスが友達ではなくなると、相手のニュースフィードにあなたの投稿が表示されなくなります。そのため、「最近更新がないな」と相手からプロフィール検索された際に、ステータスが[友達になる]に変わっていると、友達削除したことがバレるのです。
Facebookで友達の「一括削除」はできないが、制限リストなら一括で閲覧制限ができる
Facebookで複数の友達を一括削除する方法は、スマホ版・PC版どちらにもありません。ただし、Facebookの「制限リスト」を使えば、一人ひとり削除しなくても、自分の投稿閲覧を複数人から制限することが可能です。削除するまではないが、投稿閲覧を制限したい場合に有効でしょう。
先輩や上司など、自分のプライベートな投稿を見られたくない相手が複数いる場合にはこの機能を使って一括で閲覧を制限してみてください。スマホからは一括設定ができませんので、PC版Facebookを使って操作します。
手順1:PC版Facebookへログインする
まず、SafariやChromeなどのWebブラウザからFacebookにアクセスし、右上のログイン情報入力欄にメールアドレス(電話番号)とパスワードを入れてログインします。
手順2:メニューから設定→ブロックへと進む
ログインしたら、右上のメニュー[▼]から[設定]を開きます。
次の画面で、左側にある[ブロック]をクリックしてください。
手順3:制限リストを編集する
一番上の項目「制限リスト」の右側にある[リストを編集]から制限リストを編集していきます。
[このリストのメンバー]→[友達]を選択すると、Facebookの友達一覧が表示されます。制限したいメンバーを選択して右下の[終了]をクリックしてください。
手順4:投稿作成時に公開範囲を「友達」に設定する
制限リストを作っただけでは、閲覧範囲の制限はできていません。
PC版Facebook
PC版Facebookでは、新しい投稿をする際の公開範囲を[友達]に設定します。
スマホアプリ版Facebook
スマホアプリ版Facebookでは、新規投稿作成画面で左上の[友達]→[友達]にチェックを入れ、右上の[完了]をしてから投稿してください。
投稿の公開範囲を「友達」にしておけば、制限リストに入っている人のニュースフィードに、自分の投稿が表示されるのを防げます。友達削除をしなくても、共有範囲を「公開」にした場合や相手をタグ付けした場合にのみ、投稿が相手に公開されるようになるため、Facebook上の友達関係は維持できるというわけです。
Facebook上で相手との関わりを完全に無くすには「ブロック」が有効
Facebookにおいて「友達から削除」は、あくまで友達でなくなるだけの機能です。そのため、相手があなたのアカウントを検索すればプロフィールが表示されますし、公開設定によっては投稿のチェックができます。また、再度友達申請が送られてくる可能性もあるでしょう。
「制限リスト」も、投稿時の公開範囲設定を間違えてしまうと、相手から投稿を見られるリスクがあります。相手から一切のコンタクトを受けずに、お互いに相手がほぼ“Facebook上に存在しないユーザー”になるためには、「ブロック」が有効でしょう。
- あなたのタイムライン投稿の閲覧
- あなたを投稿へタグ付けする
- イベント、グループへの招待
- あなたとのスレッド開始
- 友達追加
Facebookで友達をブロックする方法は簡単です。相手のプロフィール画面で人マークをタップし、次の画面で[ブロックする]→もう一度[ブロックする]で完了です。
ブロックしても、相手に通知されることはありません。ただし、共通の友達の投稿へのコメントやいいねをチェックしたり、友達リストでアカウントを探したり、相手がブロックを疑って確認することで、ブロックがバレるかもしれません。
ブロックの詳しい効果やブロックの確認方法、ブロックをせずに相手と距離を置く方法などについては、以下の記事を参考にしてみてください。
検証したFacebookのバージョン:iOS版228.0.0.48.122、Android版227.0.0.43.158