Facebookにログインせずアカウントなしで相手のプロフィールやページを見たいけれど、足跡(閲覧履歴)が付いてバレてしまうのが心配──。
そんな人のために、ウェブ版や外部サイトでFacebookを「見るだけ」目的で使う方法を紹介します。足跡の有無など、気になる疑問にもまとめて答えています。
Facebookにログインせず「見るだけ」で使う方法
Facebookでアカウント(ユーザー)を探すときは、自分のFacebookアカウントで(を作って)ログインし、Facebook内で検索をおこなうのが一般的です。この点、アカウントなし、あるいはログインせずとも、Facebookページの一部であれば閲覧が可能です。
また、サードパーティのWebサービスを使えば、アカウントプロフィールはもちろん、入力したアカウント名が入った投稿も検索可能です。より詳しく調べたいなら、こちらもあわせて利用しましょう。
方法1:ウェブ版Facebookを使う
Facebookは、ログインをしていないとアカウントのページを閲覧できない仕様になっています。ただし、有名人や著名人、情報を公開している個人アカウントなら、Google検索などを使って一部を見ることが可能です。
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ブラウザで「Facebook 〇〇(アカウント名)」を入力してGoogle検索する
まずは、SafariやChromeなどのブラウザから「名前+Facebook」を入力してGoogle検索をかけます。
Facebookでは実名を使って登録することが規約により必須となっているため、相手のフルネームを使って検索するとヒットしやすいでしょう。
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ヒットしたFacebookページを閲覧する
「facebook.com」ドメインのページを開くと、ウェブ版Facebookのアカウントページへ遷移します。
このとき、一般人の名前や相手が非公開アカウントなどの場合は検索にヒットしないことがあります(詳しくは後述)。そのため、著名人や企業アカウントなどの検索に適しているでしょう。
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PC画面での閲覧がおすすめ
スマホを使った検索では、画面下にアカウント作成・ログインのお知らせが閲覧の邪魔になってしまいます。
デスクトップ向けの画面であれば、自己紹介や投稿などが表示されるスペースが広くなるため全体が見やすくなります。
方法2:外部サイト「Facebook Search」を使う
サードパーティのWebサービス「Facebook Search」を使った検索方法を紹介します。Facebook Searchでは、アカウントプロフィールはもちろん、入力したアカウント名が入った投稿もヒットします。
前述したブラウザによる検索では、キーワードに関連するFacebook以外のページなども候補として出てきますが、Facebook SearchではFacebook内でヒットした検索結果だけが一覧表示されます。
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ブラウザから「Facebook Search」にアクセスする
SafariやChromeなどのブラウザから「Facebook Search」へアクセスします。
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アカウント名を入力して検索する
検索欄部分にアカウント名を入力し、右横のボタンをタップすると検索結果が表示されます。ここでは、入力したアカウント名が入ったFacebookのページ・投稿が一覧になっています。
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新規タブでページを表示する
iPhoneの画面
Androidスマホの画面
ページを開くときは検索結果のリンク部分を長押し後、[新規タブで開く]や[新しいChromeタブで開く]をタップしてください。この操作により、既にログイン済みのFacebook経由で当該Facebookページが開かれなくなります。
該当のFacebookページ(投稿)が表示されます。
スマホ画面での閲覧では、ログイン・アカウント新規作成のお知らせ部分の面積が多く、内容が見えにくいと感じるかもしれません。この点、デスクトップ向け画面では見にくさが多少軽減されるため、PCから「Facebook Search」を利用するのもいいでしょう。
Facebookにログインした状態で「見るだけ」は可能? 足跡の有無
すでにFacebookアカウントを所持している人も多いでしょう。Facebookアカウントにログインしている状態で他人のページを表示したとき、足跡(閲覧履歴)は残るのでしょうか。
プロフィールの検索やタイムラインの閲覧で足跡はつかない

Facebookの一般投稿には閲覧履歴が残るような機能はありません。ログイン済みのFacebook経由で相手のプロフィールを検索したり投稿を閲覧したりしても、それがバレることはありません。
ただ「いいね」や「コメント」といったリアクションをすれば、その履歴が残ります。
ストーリーズの閲覧では足跡がつく


Facebookのストーリーズは、投稿後24時間限定で写真や動画を公開できる機能です。Instagramのストーリーズと同様、ストーリーを閲覧すると、それが足跡(履歴)として残る仕様です。そのため、投稿主側には、あなたがストーリーを閲覧したことがバレてしまいます。
なお、Facebookのストーリーズはログインしていない状態では見られません。
250人未満のFacebookグループの投稿閲覧で足跡がつく


メンバーが250人未満のFacebookグループでは、誰が投稿を閲覧したのかがわかるようになっています。グループの作成者だけでなく、グループメンバーであれば誰でも閲覧履歴が確認可能です。
グループの投稿をメンバーの誰かが閲覧すると、投稿の右下部分に「○○人が既読」と表示されます。ここをタップすると、閲覧したユーザーの一覧が表示されます。
Facebookの「見るだけ」利用に関するよくある質問と答え
Facebookの「見るだけ」の利用をめぐって、よく挙がる質問やその答えをまとめました。
アプリ版Facebookでログインせずに「見るだけ」は可能?
アプリ版FacebookではログインせずにFacebookを見ることはできません(詳細)。


ログインしていない状態でFacebookアプリを開くと、ログイン情報入力画面が表示されます。ここで正しい情報を入力してログインしない限り、アプリ版Facebookは利用できません。
「見るだけ」の方法で表示したアカウントページが一部しか見られないのはなぜ?
相手側の投稿の閲覧範囲設定により、「見るだけ」で閲覧できる部分が制限されている可能性があります(詳細)。


投稿の公開範囲を設定
一つひとつの投稿には、公開範囲の設定ができます。
公開範囲が「公開」になっていない場合、「見るだけ」の方法を使って当該投稿の閲覧はできません。



あるいは、投稿すべてをFacebook友達のみの限定公開にしていることが原因かもしれません。
画面右下のメニュータブ→画面右上の設定ボタン
から[プロフィール設定]→[プライバシー]と進み、「今後のプライバシー設定」および「過去の投稿の共有範囲を制限」をタップ。次の画面で範囲を「友達」にしておくと、Facebookで繋がっている友達以外のユーザーから投稿を見られなくなります。相手のFacebookアカウントがウェブ検索で見つからないのはなぜ?
Web検索などでプロフィールが出ないように設定している可能性があります(詳細)。


画面右下のアイコン[メニュー]から右上の設定ボタン
をタップし、[プロフィール設定]にある[プライバシー]を開きます。ここで[プライバシー設定]の中にある「Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?」の項目をオフにしていると、Google検索などでヒットしないようになります。
ウェブ版Facebookで相手を検索したり、ページを閲覧したりすると足跡はつく?
ログインの有無に関係なく、Web版Facebookでの検索・閲覧で足跡がつくことはありません(詳細)。
Web版Facebookにアクセス後、相手を検索したり投稿を閲覧しても、閲覧履歴(足跡)はつきません。ただし、前述したようにストーリーおよび250人未満のグループ投稿の閲覧では足跡が残ります。