ドコモの2015年夏モデル「Xperia A4 SO-04G」は、4.6インチ型のコンパクトなソニーモバイル製Androidスマートフォン。2014年冬モデル「Xperia Z3 Compact」の実質的な後継機種となっています。発売は6月中旬を予定。
ディスプレイは約4.6インチHD(720×1280)。大きさは約128×66×9.1mmで、重さは約129グラム。Xperia Z4より2.2mm、Xperia Z3 Compactより0.5mm厚くなっています。
少し分厚くなっている分、背面カバーが丸みを帯びており、そこまで厚さを感じさせません。背面はパール調のきらめきが加えられ、ざらついていてマットな質感となっており、4.6型にしてはよく手に馴染みます。サイズ感はZ3 Compactと同様ですが、平らな板状のZ3 Compactの背面と、より丸みのあるA4の背面とでは、好みが分かれそうです。
バッテリーは2600mAh。STAMINAモードで電池持ちをよくすることができます。充電端子を廃止しキャップレスのマイクロUSB端子に移行したZ4と異なり、A4では従来通り、充電端子が左側面に配置されています。防水防塵性能は、IPX5/8、IP6X。
プロセッサは2.5GHzクアッドコアで、2GBのRAMに16GBストレージを搭載。外部ストレージはmicroSDXC(128GB)まで対応します。Android 5.0搭載。
メインカメラは約2070万画素、インカメラは約220万画素。ISO感度は12800で、暗所での撮影に力を発揮します。電子式手ブレ補正技術により、走る子どもを追いかけて撮影するような場面でも滑らかに映像を記録できます。
音楽再生機能も充実。ハイレゾ音源の再生に対応するとともに、手持ち音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする独自技術「DSEE HX」も搭載。対応ヘッドセットをつ開けば、ノイズキャンセリング機能にも対応します。
サイズやスペック、機能面に注目すると、Android 5.0を初期搭載している点以外は、Z3 Comapctとほぼ変わらない内容。通信面でもVoLTEに対応こそすれ、LTE-Advanced(PREMIUM 4G)に非対応と、少し物足りません。最新の性能を追求するのではなく、普及価格帯の端末のひとつとしてのラインナップと言えそうです。
カラーバリエーションは、BlueとGray、Pink、Whiteの4色。
詳しくはこちら:ドコモオンラインショップ