星座の名前を調べるのに便利なのが星座表アプリです。スマホのGPSやコンパスを利用して、今いる位置から観測できる星座をみつけたり、星座や惑星の基礎情報や星座にまつわるギリシャ神話などを学べたりします。
本記事では、天体観測のお供になる星座表アプリや、星座の知識を図鑑風にまとめた学習アプリでおすすめできる5本を紹介します。
手軽に天体観測、気になる星の知識も深まる「Star Walk 2」
「Star Walk 2」は、どこにいてもどんな天気でも、その時間に観測できる星座を知れるアプリです。AR機能を利用して実際の空に星座を表示させることも可能。そこで気になった星の情報はすぐにチェックできます。
- 外でも屋内でも使える星座アプリ
- 複気になる星を検索、過去にさかのぼって星の動きが見られる
- 見つけた星の情報を調べることもできる
- 空にかざして星座を見つけるAR機能搭載
- 初回起動時いきなりBGMが流れる(設定でオフにできる)
- Android/iOS版ともに、日付指定に使うダイヤルの感度が悪い
- 日本語化が不完全
- 無料版は課金誘導や広告が頻繁に表示される
スマホのGPSやコンパスを利用して、今いる位置から観測できる星座を見つけることができます。黄道の表示もできるので、太陽が動いていく方向も把握可能です。
左:星座が表示される中:星の名前で検索右:星の情報をチェックできる
見つけたい星が見つからない場合、星の名前で検索したり、過去の日付にさかのぼって星の動きを見ることもできます。なお、検索機能は「夏の大三角」といった星の並び(アステリズム)で検索することはできません。
気になる星を見つけたら、その星と名前をタップすると星にまつわる情報が表示されます。追加コンテンツを購入すると、惑星や衛星の情報を調べられます。さらに知識を深めたい人は、追加コンテンツの購入を検討してもいいでしょう。
実際の空にかざした様子
AR機能を使うと、実際の空にスマホをかざして星座を表示させることができます。室内でも使用することができるので、部屋を暗くして使ってみるとプラネタリウムにいるような気分にさせてくれます。
スマホをかざして星座を探す、宇宙を身近に感じる天体観測アプリ「Star Walk 2」
惑星の見え方をシミュレートできる「Planet Book」」
「Planet Book」は、光学機器メーカーのビクセン社が提供する星座アプリです。星座の位置だけでなく、太陽系惑星の見える方角や見え方まで手軽にわかるアプリになっています。
- 星図がシンプルな見やすい
- 惑星の見え方をシミュレートできる
- すべての機能が無料で使える
- 惑星や恒星の説明がほしい
- 時間指定がスライダーバーのみで手入力ができない
- シミュレート結果の共有機能がほしい
左:星座はシンプルでみやすい右:ナイトビジョンモードに切り替えた
星図は余計なエフェクトもなくシンプルで見やすく、ピンチ操作で拡大/縮小、スワイプで移動ができます。
「デバイス追従モード」をオンにすると、スマホをかざして今いる位置から見える星を見つけることが可能。また「ナイトビジョンモード」に切り替えれば、暗い場所でも光を抑えて操作できるようになります。
惑星がどの位置から観測できるか把握する機能も搭載
「惑星選択」をタップすると、太陽系の惑星がどの位置から観測できるか把握することができます。☆印のついている惑星がその時に昇っている惑星となるので、位置が変わる惑星の観測に便利です。惑星を選択すると拡大画面が表示され、望遠鏡や双眼鏡を使った際の見え方がわかります。
さらに観測する日時を設定し、ビクセンの鏡筒とアイピースを選択すると、見え方をシュミレーションできることも特徴です。たとえば、月の満ち欠けの様子や木星の大赤斑がどう見えるか、事前に知っておきたい場合に便利です。
宇宙探索をする感覚で惑星を発見できる「Solar Walk 2 Free」
「Solar Walk 2 Free」は、太陽系の惑星や恒星を観察できる天文アプリです。美麗な3Dグラフィックで宇宙探索をするように様々な惑星を発見。惑星の内部構造まで勉強することができます。
- 3Dグラフィックがキレイ
- 惑星の内部構造など、様々な情報を知ることができる
- 流れる時間で惑星の動きを再現
- インストール時のデータ量が多い(Wi-Fi必須)
- 縦画面に対応していない
- マニュアルが日本語化されていない
宇宙船の窓から眺めているような見下ろし型の視点で、ピンチ操作を使って拡大/縮小をしながら惑星を見つけていきます。
スワイプ操作で、さまざまな角度から観測できる
アプリ内には時間が流れており、地球の自転や公転、惑星の動きを見ることもできます。地球をフォーカスした場合、夜を迎えた場所が電気によって明るくなっているように再現するなど、演出も細かいです。
なお、流れる時間の早さは変更したり止めたりして、過去や未来の様子を見ることもできます。
地球の内部構造を表示してみた
惑星をタップすると、地球までの距離や太陽からの距離、質量といったさまざまな情報を調べることができます。3Dで描かれた惑星の内部構造まで知れるほか、その場でWikipediaの情報も参照可能です。
もし目当ての惑星や恒星が発見できない場合は、検索機能を使うとスムーズに見つけられるようになります。有料プランにアップグレードすると、宇宙探査機の検索も可能です。
キレイなグラフィックで星座を観測「星座表」
「星座表」は、88の星座や惑星を観測できる星座アプリです。星座以外にも、探索モードで様々な惑星を見つけることもできるアプリとなっています。
- 3Dで描かれた星座のグラフィックがキレイ
- 室内でも使えるAR機能
- 惑星や星座といったカテゴリーごとに検索ができる
- アプリの動作が若干重め
- Android/iOS版ともに文字が小さすぎる部分がある
- マニュアルは日本語化しているが機械翻訳のようで不明瞭
3Dで描かれた星座のグラフィックが神秘的な「空の観測」は、アプリのメインモードです。
左:神秘的な星座グラフィック右:空を検索できる
位置情報を利用して、今いる場所から見える星と星座を表示。気になる星をタップすると、その星までの距離といった情報を調べることができます。
スワイプで星空を移動できますが、AR機能をオンにするとスマホをかざしてあらゆる方向の星を見つけることが可能です。AR機能といっても実際の風景と重ねるわけではないので、室内でも使うことができます。
左:惑星や星座をカテゴリ検索できる中:探索モード右:日時を指定して表示できる
検索機能は、惑星や星座といったカテゴリごとに検索できることが特徴。カテゴリ内をキーワードで検索できるので、気になる星や星座をすぐに見つけることができます。また、有料版にアップグレードすると流星群の見える場所も検索ができます。
「探索モード」は、太陽系の惑星を見つけたり惑星の情報を知ることができるモードです。時間を指定することができるので、過去や未来に時間を動かしながら地球の自転や公転を観測することもできます。
星座や惑星に詳しくなれる「88星座図鑑」
「88星座図鑑」は、88の星座や惑星について学ぶことができる学習アプリです。「星座とは何か?」「星の誕生から星の最後まで」といったようなマメ知識まで収録。大人はもちろん、親子で学んでも楽しいアプリとなっています。
- 星座の情報がわかりやすくまとめられている
- 星座や星に関するマメ知識も豊富
- 1年分の天文イベントを知ることができる
- フリーワード検索ができない
- イラストと文字の色が同じで読めない部分がある
- 漢字が多いので小さな子ども向けの読み上げ機能がほしい
- 天文イベントのGoogleカレンダー登録をiOS版でもできるようにしてほしい
アプリを起動すると星座が50音順に並んびます。一覧から知りたい星座をタップしてみましょう。
左:88の星座が50音順に並ぶ右:星座の解説や神話などを学べる
星座の解説や神話、星座の見つけやすさなどの情報がわかりやすく網羅されています。
後から読み返したいと思った星座は、お気に入り登録しておくことで次回アプリ起動時にすぐ確認することが可能です。また、星座の見つけ方も記載されているので、天体観測前の下調べにも最適です。
左:いろいろな星座メニュー中:大きな星座TOP10右:実際に天体観測できる時期を記載している
「いろいろな星座」のメニューでは、月ごとのおすすめ星座や大きな星座トップ10など、自由研究のテーマにも使えそうな情報を見ることができます。流星群や星座の見ごろといった天文イベントの情報も毎年更新されているので、「実際に天体観測をしてみたい」と思った際に便利です。
Android版に限定されますが、各イベントをGoogleカレンダーに登録することが可能。気になる天文イベントを見つけたら、ひとまず登録しておくといいでしょう。