- 自動認識が便利、ラベルを撮影するだけでワインの情報を簡単スキャン
- ワインセラーのように所有ワインが一目瞭然
- 他ユーザーと交流できるSNS機能で新しいワインの発見も
自動認識が便利、ラベルを撮影するだけでワインの情報を簡単スキャン
「CellWine」は、ワインのラベルをスキャンすると自動で銘柄や生産者の情報を取り込み、記録してくれるアプリです。
所有しているワインを記録していくことで、アプリの中にワインセラーがあるかのような感覚でワインの情報が増えていきます。ワインごとの推定価格を反映してくれるので、今持っているワインの総価値を管理するのにも役立ちます。
左:まず最初にアカウントの登録が必要右:通貨をJPY(日本円)に変更する
アプリの利用には、無料のアカウント登録が必須です。GoogleやFacebookアカウント、メールアドレスで登録がおこなえます。
アカウント登録完了後は、マイページの設定ボタン[]をタップし、個人設定から通貨単位を「JPY」に変更しておきましょう。ワインの推定価格や購入価格が日本円で表示されるようになります。
UI全体として日本語化が不完全で、不自然な文章も見受けられます。また、日本国内では利用できない市場(オンラインストア)もありますが、ワインを記録するアプリとしては十分な機能を持っています。
左:[ワインをスキャンする]をタップ右:枠の中にワインのラベルが入るように写す
ワインの情報を記録するには、[+]ボタンをタップしてから[ワインをスキャンする]を選択してください。
カメラが起動し、ラベルの撮影画面に遷移します。「自動検出」をオンにすると、カメラをラベルに向けるだけで自動でワインの銘柄をスキャンしてくれます。
スキャンしたワインの詳細な情報が確認できる
スキャンが完了すると、ワインの銘柄や生産者、ぶどうの品種といった情報が表示されます。加えて、ワインの銘柄ごとに最適なサービング温度、相性のよいおすすめフードも提案してくれます。
ただ、ワインの銘柄やぶどうの品種の表記はアルファベットによるものしかないため、カタカナでキーワード検索できない点が惜しいところです。
スキャン結果の画面で[モーメント]をタップすると、味や香り、マイ評価(パーカーポイント)の入力ができます。ワインの評価と一緒に、食べた料理の写真も添付可能です。メモ欄もあるので、より詳しい感想や飲んだ場所などの情報の入力に活用できそうです。
なお、自身の投稿した評価の公開範囲を「私だけ」にすると、他のユーザーには公開されず自分だけが確認できるようになります。
ワインセラーのように所有ワインがアプリで一目瞭然
左:セラーに登録したワインの一覧右:新しいワインの追加画面
「セラー」タブでは、これまでに記録したワインの一覧や、自身が「モーメント」で投稿した感想を閲覧できます。ワインを記録する際、価格も合わせて入力しておくと、今持っているワインの総価値や実際に使った金額の把握も可能です。
セラー内にあるワインを飲み終わったら、ワインを「消去」しましょう。セラーから消去されたワインは、「飲酒レコード」に追加されていつでも確認できます。飲酒レコードにあるワインと同じものを購入した場合、レコードから「追加」をするだけで再びセラーに戻せます。
他ユーザーと交流できるSNS機能で新しいワインの発見も
アプリメニューの「モーメント」タブでは、他のユーザーが作成したワインの評価を閲覧できます。他のユーザーが新たな評価を投稿すると、TwitterやFacebookのようにタイムラインが更新されていきます。
タイムラインの更新頻度は高い印象で、気になる投稿への「いいね」やコメントも可能です。ワインの好みが合いそうなユーザーをフォローして、互いに情報交換するのもCellWineの楽しい要素の一つです。新しいワインの発見が期待できます。
iOS版アプリ(バージョン 4.7.1)で検証し、レビューしています。