- ラベルを撮影するだけでワインの銘柄を認識、評価ができる
- 気になるワインの実売価格も分かる検索機能
- また飲みたいワインもすぐ見つかる、評価したワインの記録が蓄積されていく「Cellar」機能
ラベルを撮影するだけでワインの銘柄を認識、評価ができる
「Wine-Searcher」は、自身が飲んだワインの銘柄を検索して評価ができるアプリ。カメラでワインのラベルを撮影すると、銘柄を自動で認識して産地やぶどう品種といった詳細情報も簡単に調べられます。
相場や人気のビンテージをチェックしたり、最も安く買えるショップの検索したりもできるアプリです。
左:カメラアイコンをタップ右:ラベルを枠内に入れて撮影するとスキャンされる
「Search」タブのカメラマークをタップすると、ラベルの撮影画面に遷移します。表示されるガイドに沿ってラベルを撮影するだけでなく、アルバム内の画像をアップロードしてスキャンすることも可能です。
認識精度とレスポンスはまずまずといったところで、誤認識をした場合は関連するワインの中から修正ができます。
左:スキャン結果の画面右:詳細情報を確認できる。評価する場合は星マークをタップ
検索結果には、ぶどう品種や産地、ユーザーによる評価が表示されます。UIの日本語化はされていませんが、検索結果の各項目はわかりやすくまとまっている印象です。
[Tasting Notes]をタップすると、他のユーザーが投稿した評価の詳細を参照できます。自身の飲んだワインを評価する場合は、星マークをタップ。星の数による点数と、300文字までの感想メモを残せます。
「Private」にすると評価は公開されない
評価を記録する際、「Private」に設定しおくと他のユーザーに評価が公開されません。初期設定では「Public(全体公開)」となっているので、自分の評価を公開したくない場合は必ず変更しておきましょう。
気になるワインの実売価格も分かる検索機能
左:カテゴリーごとにワインがまとめられている右:ビンテージ別に価格を比較できる
「Search」タブでは、「アプリ内で最も検索されたワイン」や「20ドル以下で買えるお手頃価格のワイン」といったカテゴリーでワインが紹介されており、新しいワインの発見にも役立ちます。キーワード検索もできますが、検索対象はアルファベットのみ。カタカナでの検索はできません。
左:各国のショップでの実売価格が分かる右:「Location」をJapanに変更すると日本国内のショップが表示される
ビンテージ(収穫年)ごとの評価と相場も確認ができ、対象のワインを販売しているネットショップの抽出も可能です。ネットショップを展開している日本のリカーショップも表示されるので、最安のショップを見つけてすぐに購入手続きができます。
世界各国のショップが一覧で表示されますが、日本のショップだけにフィルターをかけて探すことも可能です。
また飲みたいワインもすぐ見つかる、評価したワインの記録が蓄積されていく「Cellar」機能
左:「Cellar」の一覧画面右:ぶどう品種などでソート可能
「Cellar」タブでは、評価したワインや評価前のワインを確認することができます。また飲みたいワインや過去の評価を振り返る際に便利です。銘柄、評価順、日付順でソートが可能。色やぶどう品種で絞り込みができるので、ワインの評価が多く蓄積されてもすぐに探したいワインを見つけられます。
ただ、自身で撮影したワインのラベルがサムネイルとして反映されないのが惜しいポイント。「Cellar」内のワインのサムネイルはアプリ側で用意された画像となります。
iOS版アプリ(バージョン 4.14.6)で検証し、レビューしています。