「NPJフォトブック」は、ネットプリントジャパンが提供しているフォトブック作成アプリです。同社は、2010年からフォトブック作成サービスを提供しており、現在はしまうまプリントシステムのグループ会社になっています。文庫サイズのフォトブックが194円(税込)からという低価格に加え、あまり見かけないA4サイズや、より高画質を求める人向けの高画質オプションなど、幅広いユーザーのニーズに応える商品を用意しています。
今回、NPJフォトブックでフォトブックを作ってみたので、その魅力についてお届けしたいと思います。
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A4サイズは珍しい、200円からフォトブックを作れるアプリ「NPJフォトブック」
NPJフォトブックの価格一覧
作成できるフォトブックは、文庫サイズ、A5スクエア、A5、A4の4種類です。ページ数は24/48/96ページの3種類あり、全部で12種類のラインアップがあります。最も安いのは文庫サイズ・24ページで税込194円です。写真が印刷されるのは22ページで、ゆうメールを利用した場合の1ページあたりのコストは約13.3円。同じグループ会社の「しまうまフォトブック」はページあたりのコストが約9.1円(文庫サイズ・36ページ)ですが、1ページに印刷できる写真の枚数はNPJフォトブックのほうが多く、コストパフォーマンスはとても高いと言えます。
また、珍しいのがA4サイズ。大きさは210×280mmです。写真で言うと四つ切(254×305mm)に近い大きさで、ここまでくるとかなり迫力になりそうです。NPJフォトブックではA4サイズのフォトブックを、540円(税込)という値段で注文することができます。
アプリの使い勝手は「しまうまフォトブック」とほぼ同じ
アプリを起動したら「フォトブックを作成」というボタンをタップして、フォトブックの種類とページ数を選択し、写真の並び順やページレイアウトを編集していく
アプリの使い勝手は、親会社であるしまうまプリントシステムのアプリ「しまうまフォトブック」と、ほぼ同じです。背景の色が違う(しまうまフォトブックはレッド)ため、混同する心配はなさそうですが、商品の選択や写真の読み込み、デザインの編集、コメントの入力といった操作の流れは共通しています。どちらかを使ったことがあれば、迷わずフォトブックを作成できます。
198円からの格安フォトブックが作れるアプリ「しまうまフォトブック」を使ってみた
写真をタップしてデザインを選ぶ。A5スクエアタイプで21種類のテンプレートを用意している
大きく違うのは、選べるレイアウトパターン(テンプレート)です。しまうまフォトブックのテンプレートはおもに余白の大きさやコメントの有無で細かくパターンが分かれていたのに対し、NPJフォトブックでは写真の配置方法や枚数の違いによってデザインが分かれる傾向があります。最大で4枚の写真をレイアウトできるデザインや見開きのデザイン、コメントのみページなどいろいろなパターンがあり、しまうまフォトブックとはまた違うデザインのフォトブックを完成できます。
表紙デザインは4種類。写真なしも選べる。タイトルは20字、サブタイトルは30字まで入る
今回はせっかくなのでA4サイズのフォトブックを作ってみましたが、思わぬ盲点もありました。写真のサイズです。最初に写真を読み込んだところ、いくつかの写真で画素数が小さいという警告マークが表示されました。A4サイズで印刷するには、最低でも2480x3307ピクセルの画像が必要になります。
画素数が足りないと注文画面へ進むことができないので、1ページに複数の写真をレイアウトしたり、上下に余白のあるデザインへと変更していく必要があります。A4サイズなので写真を複数レイアウトしても、写真が小さくなるという心配は無用です。ただ全画面裁ち落としで印刷したいときは、縦位置の写真を用意したり、または回転させさたりといった工夫が必要でしょう。A4サイズのフォトブックを作るときは、注意したいポイントです。
サイズが小さい写真があると注意が表示され注文まで進めない
大切な思い出をきれいに残せる高画質オプションを用意
左:プレビューを確認し「注文する」をタップする右:初回は会員登録を行い、送付先の住所などを登録する
編集が終わったら、注文を確定します。ここも、しまうまフォトブックと同じで、初回は会員登録が必要です。なお、既にしまうまフォトブックの会員であっても新たに会員登録の必要があります。
配送方法と配送先を指定する
納期は、メール便で1週間から10日間です(11:59までに注文を確定した場合)。宅配便を指定すれば少し早くなり、注文確定から最短5日から7日で受け取ることができます。
左:決済方法はクレジットカード/代金引換/コンビニ後払いの3種類。高画質オプションも選べる右:A4サイズ24ページのフォトブックは送料を入れて637円だった
うれしいのは、高画質オプションも用意されている点です。ソフトカバーとハードカバーの2種類あり、どちらも業務用の「DreamLab 5000」というフォトプリンターを使って印刷されます(文庫サイズはソフトカバーのみ)。暗所保存で300年という長い耐久性を持っており、大切な思い出をしっかり残したいときに検討したいオプションです。
さすがにA4サイズは大迫力
紙製の封筒に入って5日後には届いた
商品は注文を確定した5日後に手元に到着。フォトブック本体はビニールで保護された状態でした。
A5スクエアサイズとの比較。当たり前だが大きい
A4サイズのフォトブックは全24ページなので厚みは2mmと薄いのですが、さすがにA4サイズともなると迫力があります。2枚の写真を配置すると写真1枚が約A5サイズ、4枚配置なら約A6サイズになります。それぞれ2LサイズやLサイズよりもひと回り大きなサイズで、1枚1枚がA5サイズや文庫サイズのフォトブックよりも大きいか、同じくらいの大きさで印刷されています。
サイズが大きくなると印刷が粗く見えないか心配でしたが、杞憂でした。自動補正により、オリジナルの写真よりも明るく補正されており、粗さはあまり感じません。
大伸ばしプリントの迫力でフォトブックを作れるのが大きな魅力だ
無線とじ。中表紙と奥付にはタイトル(奥付は表紙のイメージ)が印刷される
A4サイズならNPJフォトブックがおすすめ
A4サイズ以外の文庫サイズ、A5スクエア、A5については、ほとんど触れませんでしたが、こちらはよくあるサイズなので競合も多いです。一番のライバルはやはり、しまうまフォトブックです。A4サイズ以外はページ数が違うだけで判型がまったく同じ。アプリの使い勝手も同じです。しまうまフォトブックが1ページに最大2枚なのに対し、NPJフォトブックは最大4枚印刷できるという違いはありますが、写真が小さくなりすぎるのでこのサイズでは積極的に使う理由があまりありません。またデザインの違いや、表紙ジャケットの有無といった細かい違いはあっても、コストパフォーマンスで比べると、しまうまフォトブックが有利です。まず試すべきは、しまうまフォトブックでしょう。
もっとも、A4サイズなら話は変わります。しまうまフォトブックにはA4サイズがないので、NPJフォトブック一択です。540円と価格も手頃で、気負わず注文できます。複数の写真を配置しても、小さくて見にくくなるといったトレードオフを気にしなくて済みます。写真を大きく印刷しながら、たくさんの写真を印刷したいという人に、NPJフォトブックはおすすめです。