- 片手入力に特化したキーボードアプリ
- 3Dフリック機能で濁音や促音、拗音を効率よく入力できる
- 80以上の項目を設定して自分だけの使いやすいキーボードにカスタマイズ
片手入力に特化したキーボードアプリ
iOS向けキーボードアプリ「片手キーボードPRO」は、無段階調整ができるキーボードのサイズ、80項目以上のオプション設定が特徴。大画面のiPhoneでもラクに片手で文字入力がおこなえるだけでなく、かゆいところに手が届くカスタマイズ性が魅力です。
左:iPhone配列右:QWERTY配列
キーボードのレイアウトは、iPhone配列とQWERTY配列の2種類。変換エリア内のキーボードアイコンをタップするだけで切り替えることができます。
変換エリア内の中央にあるアイコンをタップすると、キーボードのサイズを調整できます。キーボードに表示された四隅の青いカッコをドラッグしてサイズ調整。右手や左手で打ちやすく端に寄せたり、画面のサイズに合わせて調整するといいでしょう。
カスタマイズできる項目は様々ですが、アプリの使い始めはキーボードのサイズ調整だけで十分でしょう。
左:フリックによる入力右:ドラッグでのカーソル移動が便利
フリックとトグル入力を組み合わせて入力できます。フリック入力のみの設定も可能で、iPhoneのデフォルトキーボードと同じように違和感なく文字入力がおこなえるはずです。
文字キーの上部にある矢印を左右にドラッグすると、カーソル移動できるのが便利なポイント。修正したい箇所へカーソルを確実に移動させることができます。
修正したい箇所をタップしてもカーソルを移動させられますが、目的の箇所になかなかカーソルが移動してくれないことも。ドラッグでのカーソル移動は便利に感じるはずです。
3Dフリック機能で濁音や促音、拗音を効率よく入力できる
3Dフリック
「3Dフリック」機能を使用すると、濁音や促音、拗音を効率よく入力できます。文字キーを押す強さと長さによって、文字に濁点や半濁点がつく仕組みです。たとえば、「は」のキーをタップし、少し強く押し込むと「ば」に変わり、そのまま押し続けると「ぱ」に変わります。
促音も「つ」を入力し、そのままキーを押し続けると「っ」に変わるので、「つ」を入力してから「小」キーをタップする必要がありません。
3D Touchに対応するiPhone 6s以降のiPhoneなら、3Dフリックを使用可能です。ただし、3Dフリックを使用する際はフリック入力のみとなり、トグル入力を組み合わせて使用することはできません。
80以上の項目を設定して自分だけの使いやすいキーボードにカスタマイズ
自分の使い勝手にあわせてさまざまな設定が可能
キーボードの背景の変更はもちろん、機能面での細かなカスタマイズができることもアプリの特徴です。
入力のアシスト機能や変換機能など、80項目以上をカスタマイズして、自分にとって使いやすいキーボードに仕上げることができます。
アプリは490円の買い切りタイプ。iPhoneでもデフォルトのキーボードで片手キーボードを使えますが、快適な片手入力を求める人は「片手キーボードPRO」の購入を検討してみるといいでしょう。
iOS版アプリ(バージョン 3.8.2)で検証し、レビューしています。