Androidスマホで単語（辞書）登録する方法【Gboard／Galaxy／S-Shoin／ATOK】

Androidスマホで文字入力をする際、思うように予測変換が表示されず、煩わしく感じている人は多いのではないでしょうか。そんなときは、よく使うキーワードや一回で変換できない人名などをあらかじめキーボードアプリに単語登録（辞書登録）しておくと便利です。

本記事では、キーボードアプリの定番である「Gboard」、人気の日本語入力アプリ「ATOK」、AQUOSシリーズ・Galaxyシリーズの独自キーボード「S-Shoin」「Galaxy（Samsung）キーボード」で単語登録・削除する方法を紹介します。

「Gboard」はGoogleが提供するキーボードアプリです。XperiaスマホやPixelスマホをはじめ、多くのAndroidスマホでプリインストールされており、標準キーボードとして初期設定されています。ここではPixel 7a（Android 14）を使って手順を説明していきます。

まずは端末の「設定」から「Gboard」を開きます。

Gboardで単語登録するには、まずキーボードの一覧から［Gboard］を選択します。

Pixelのほか、AQUOS・Xperiaシリーズの場合は、まず「設定」内の［システム］から［キーボード］をタップします。続いて［画面キーボード］をタップし、［Gboard］を開く感じです。

機種によって操作方法が少し異なるため、端末の「設定」から以下の手順に従って操作してください。

続いて単語を辞書登録していきます。

［Gboard］をタップしたら、［単語リスト］→［単語リスト］と続けて進みます。

「単語リスト」画面を開いたら、登録したい単語や言い回しに応じて「Alphabet」もしくは「日本語」を選びます。

画面右上の［＋］ボタンをタップし、単語と読み方を入力すれば登録は完了です。読み方に設定した言葉を入力すると、登録した単語が予測変換候補に表示されるようになります。

Galaxyシリーズだけで使える専用のキーボード「Galaxyキーボード/Samsungキーボード」で単語登録する方法を紹介します。ここでは、Galaxy S21 5G（Android 14）を使って手順を説明していきます。

端末の「設定」から［一般管理］をタップします。続いて［Samsungキーボード設定］→［よく使うフレーズ］と進みます。

続いて単語を辞書登録していきます。

「よく使うフレーズ」の画面右上の［＋］ボタンをタップすることで単語を登録できます。「入力文字」に読み方、「変換フレーズ」に登録したい単語を入力し、［追加］をタップすれば登録完了です。

読み方に設定した言葉を入力すると、登録した単語が予測変換候補に表示されるようになります。

AQUOSシリーズだけで使える専用のキーボード「S-Shoin」で単語登録する方法を紹介します。ここではAQUOS sense6（Android 12）を使って手順を説明していきます。

端末の「設定」を開き、［システム］→［言語と入力］→［画面キーボード］→［S-Shoin］と進みます。

続いて単語を辞書登録していきます。

続いて［辞書］へと進み、登録したい単語から「日本語」もしくは「英語」を選択します。画面右上の​​ボタンをタップして［登録］を選択します。

読みと単語を入力して［OK］をタップすれば完了です。読み方に設定した言葉を入力すると、登録した単語が予測変換候補に表示されるようになります。

有料アプリながら人気の高い日本語入力アプリ「ATOK（エイトック）」で単語登録する方法を解説します。arrowsシリーズなどにもプリインストールされています。

なお、ここで取り上げているのは「ATOK for Android」で、Pixel 7a（Android 14）を使って手順を説明していきます。

端末の「設定」で［システム］→［キーボード］→［画面キーボード］と進み、［ATOK Passport］をタップします。続いて［ツール］→［辞書ユーティリティ］を開きましょう。

画面右上の​​ボタンから［新規登録］をタップし、単語を登録します。表記は全角50文字以内または半角50文字以内、読みは16文字以内で入力してください。任意で品詞を選んだら、［登録］をタップして完了です。

登録した単語は「辞書ユーティリティ」画面に一覧で表示されます。LINEなどで読み方に設定した言葉を入力すると、登録した単語が予測変換候補に表示されるようになります。