foursquareの使い方が見えてきた
appllioでは、以前にfoursquareの使い方シリーズとして、foursquareとは何かということとAndroid版アプリの使い方について紹介しました。その後、2月のバージョンアップで待望の日本語化が行われましたが、今回はある意味、それ以上のインパクトがある改良が行われ、はっきりとfoursquareの使い方が見えてきたと感じました。
今回は、foursquareの使い方:活用編ということで、そのタイトルのとおり活用の仕方について紹介します。基本的な使い方については、以前の記事をご参照ください。
foursquareユーザー特典ショップが分かりやすい
foursquareのようなジオサービスの活用方法として特に注目されているのが、リアル店舗のクーポンサービスとの連携です。
これまでもfoursquareと連携して割引などのサービスを提供しているお店はあったのですが、知られていない、分かりにくいといった問題がありました。しかし、今回のアップデートで、スポット検索時に「近くで特典を提供しているお店」をピックアップできる機能がつきました。
画面下部に表示されるオレンジのバーをタップすると、ピックアップされた店舗の情報と、特典の内容が一覧で表示されます。
特典が得られる条件は、店によって様々で「初めてチェックインしたとき」「メイヤー限定」などとなっているようです。「特定の回数チェックインしたとき」といった条件設定もあるでしょう。
現在はまだ特典を提供しているお店は少ないものの、この機能が搭載されたことと、最近明らかにfoursquareユーザーが増えてきているので、今後対応するお店は増えてくると思われます。
探索に便利な機能がたくさん
今回新しく追加されたメニューが「探索する」です。周辺のべニューを属性やキーワードで検索することができます。
この日は友人と飲みに行くところだったので、お店を探すのに使ってみました。
明らかにそれと分かるビールジョッキのアイコンに「ナイトライフ」と書いてあるので、これをタップしてみるました。
程なくして探索結果が表示されました。「店舗名」「住所」「距離」「Tips」が一覧で見ることができます。
これは便利! Tipsを見ることができるので、どんなお店なのか、何がオススメなのかといった情報を一覧で見ることができます。
が、ちょっと遠過ぎるのでもっと近くの店に絞りたい。左上にあるボリュームコントロールのようなボタンを押してみよう。
デフォルトでは3.0kmに設定されていたので、半径750mに設定しなおす。が、このバーの微調整はかなり難しいです。
そもそも、こんなに狭い範囲での検索はあまり行わない、という想定で作られているとしか思えません。この辺は日本にローカライズされていない悲しさ。
そういえば、アメリカ人に「日本では数百メートルごとにコンビニがある」と言ったら、「Crazy!」と驚かれたことを思い出しました……。
キーワード検索はこれから
探索機能に盛り上がってしまいましたが、まだ今夜のお店は決まっていません。
ツレが「火鍋を食べたい」と主張するので、キーワード検索(「○○」を試すと表示されているボックス)を試してみました。
……が、ヒットせず。仕方ないので、「鍋」で再検索してみました。
検索範囲を適当に拡げて検索したところ、何件かヒットしました。どうやら、Tipsからキーワード検索をしているようです。
まだ登録されているTipsが多くないことから、現時点ではあまり実用的ではないですね。
皆さん、どんどんTips登録しましょう!
なお、右上の地球儀アイコンを押すと、検索結果をマップ上に表示できます。
配置されているアイコンをタップすると、そのべニュー名が表示されます。ここからそのべニューのページに飛ぶこともできました。
SNSとして使う
以前の記事でも述べましたが、foursquareにはSNSという面もあります。
友達がどこにいるのか、待ち合わせ場所にもういるのかがすぐに分かります。旦那さんがふらふらしていないかも分かりますよ、奥さん!(トラブルになっても責任は負いません)
1対1ならば、直接連絡しちゃったほうが早いかもしれませんが、何人かで集まるときなんかはfoursquareのほうが把握しやすかったです。
今回のアップデートで、登録している友人についての情報が一覧的に見やすくなりました。
例えば、グルメな友達がよく行くレストランがすぐに分かるようになりました。なお、友達登録していないユーザーには、履歴が見れないように設定できます。
これは従来と変わりありませんが、チェックイン時にシャウトすると、チェックインするべニュー名とともに登録している友人に通知されます。
ツイッターやフェイスブックとも連携可能で、場所とシャウトをそのままツイートしたりすることができます。ツイート時に「どこ」という説明を省けるので、使ってみると意外と便利です。
行動ツールとして使う
Tipsと違って、個人的なメモとして使えるのがTo-Doです。Tipsで気になったことや街を歩いていて気づいたこと、友達から教えてもらったことなどを、場所に関連付けてメモできます。
これによって、ふらっと出かけたとき、暇になったときなんかにTo-Doで「周辺のスポット」検索をすると、以前気になったことなどでこの周辺に関係するメモを表示してくれます(ただし今はこの「周辺」がうまく働いていないようですorz)。
私はグルメ情報を登録しておくことが多いですね。
まとめ
冒頭にも書きましたが、今回のバージョンアップで、foursquareというサービスをどのように使えば良いのか、その基本となる道筋がよりはっきり見えたと思います。日本語化されてから明らかにユーザーが増えたなと感じているところですが、この流れはより加速するのではないでしょうか。
サービス自体が始まってからそれなりに時間が経過しているので、「今更?」と思っている方もいるかと思いますが、もう一度試してみてください。「使える」サービスになりつつあります。しばらく放置していた方は「お帰り!」のボーナスポイントも貰えることですし(笑)。
前回も同じ結論でしたが、ユーザーがもっと増えて、Tipsが充実して、ベニューの穴も埋まってくれば、よりよいfoursquareの世界が待っています。ぜひ、ご協力お願いいたします(もはや4sqの回し者(笑))。
なお、面白い使い方やオススメの使い方がある場合は、ツイッターでere(@ere_vellio)に教えてください。お待ちしております。