ファーウェイ製の「STREAM SoftBank 201HW」は、ドコモから発売予定の「Ascend HW-01E」に続く、同社の2つ目の日本市場向けスマートフォンだ。ただし、発売日は本機種のほうが早く、あす10月10日から発売される。
様々なシーンでの高速・快適な動作へのこだわり
プロセッサにはQualcomm Snapdragon S4 MSM8960 デュアルコア 1.5GHzを採用し、ディスプレイは約4.3インチ、960×540ドットの解像度のSuper AMOLED液晶(スーパー有機EL)を搭載。カメラは約800万画素の裏面照射型CMOSカメラで、1.8秒で10枚の撮影が可能な「高速連写機能」なども備えている。
また、電源オフの状態からの「5秒起動」や、画面に触れるとすばやく反応する「高感度タッチパネル」も採用。ミドルスペックながら、様々な場面での高速で快適な動作にこだわっている点は「Ascend HW-01E」通じており、Huaweiの特長が出ている。
ネットワークは他のモデル同様、AXGP方式の下り最大76Mbpsの高速データ通信「SoftBank 4G」に対応。プラチナバンドも利用できる。バッテリーは大容量の1930mAh。メモリはRAMが1GBで、内蔵ストレージは4GB。OSはAndroid4.0(ICS)を搭載する。おサイフケータイや赤外線通信、ワンセグ、防水・防塵には非対応となる。
展示会場では動作する実機に触れることができた。ファーストインプレッションとしては、「Ascend HW-01E」の時と同じく快適な操作感だった。タッチパネルの感度もよく、カメラの起動も速い。ブラウザ閲覧や地図アプリ(Google Map)の読み込みを試してみたが、かなり高速で処理された(SoftBank 4Gに由来する部分もあろうが)。流線的な形状のボディも持ちやすく、見た目もシックにまとまり悪くない。
カラーは、フレイムブラックとライトニングブラックの2色。なお、2012年10月31日までの期間中に201HWを購入し、11月9日までに専用サイトから応募すると、もれなく最大10000円分のギフトカードがプレゼントされるキャンペーンが実施中だ。
STREAM SoftBank 201HWの仕様
- 発売日:2012年10月10日発売
- ディスプレイ:約4.9インチHD(1280×720ドット) NewモバイルASV液晶(1677万色)
- OS:Android 4.1
- チップセット:Qualcomm Snapdragon S4 MSM8960 デュアルコア 1.5GHz
- メモリ:内蔵ストレージ 4GB / RAM 1GB
- サイズ:約65×133×9.9(最厚部13)mm(突起部除く)
- 重さ:約131g
- メインカメラ:800万画素/CMOS
- サブカメラ:100万画素/CMOS
- バッテリー:約1930mAh
- 連続通話時間(静止時):3G:約 650分/GSM:約 430分
- 連続待受時間(静止時):3G:約 420時間/GSM:約 400時間/AXGP:約 178時間
- SoftBank 4G:○
- ULTRA SPEED:○
- 4G LTE:×
- テザリング:○
- 防水・防塵:×
- おサイフケータイ:×
- NFC:×
- ワンセグ:×
- 赤外線通信:×
- Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n
- Bluetooth通信:Ver.3.0
- GPS:○
- 外部メモリー/推奨容量:microSDXCカード(別売)/最大32GB