アプリ「ATOK」機能満載で柔軟な文字入力アプリ #Android

2011-12-15 10:33
ATOK-Android

おすすめのポイント

  • 日本語入力アプリ(IME)の決定版
  • ジェスチャー入力、2タッチ入力など多彩な入力方法に対応し併用もOK
  • 文脈を理解する「AI変換」で長文等の変換精度が高い
  • マッシュルーム(入力補助アプリ)の機能も利用できる
  • 文字やキーサイズ、デザインなど細かくカスタマイズ可能

Androidアプリ レビュー

機能満載で柔軟な文字入力アプリ

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考え抜かれたUIのフラワータッチ

1500円という価格ながら、常にAndroidマーケットの有料ランキング上位を維持し続け、もはやスマホでも定番となったATOK。もともと日本語入力システムとして約30年近い歴史を誇るが、その人気は、変換の賢さに加え、入力方法の選択肢の多さ、研究されたUIによる高い操作性にあるといえる。

特に目を引くのが、ジェスチャー入力(フラワータッチとも呼ばれる)と2タッチ入力。スマホの標準的な入力はケータイ入力(通常の携帯電話と同じく、ボタン連打で文字を入力する方法)やフリック入力(上下左右の4方向へ指をスライドさせて入力する方法)だが、慣れればそれらよりも快適に入力を行うことができる方式だ。

ジェスチャー入力と2タッチ入力

ジェスチャー入力はフリック入力を強化したような機能で、指をスライドさせる方向が上部に集められているのが特徴。右の画像のように、「は」行であれば上方向に「は」行の文字が、下方向に濁音や半濁音の記号や小文字表現が表示される。「ば」と入力したければ、下の濁音記号に指をスライドさせると上部の文字が「ば」「び」「ぶ」……と変わるので、そのまま「ば」へ指を動かせばOKだ。ワンストロークで入力でき、慣れるとまさに最短・高速の入力が行える。

2タッチ入力は、子音に続けて母音を選び、文字通り2回のタップで入力する方式。例えば「そ」と入力したい場合なら、「さ」をタップした後に「さ」行系の文字群がパネル上に表示されるので、そこから「そ」をタップするという具合だ。ケータイ入力では5タップしなければならないところが常に2タッチで済むので、少ないキー操作での入力が可能になる。

もちろん、定番のフリック入力やケータイ入力、QWERTYキーボード(PCのキーボードと同様の配置)でのローマ字入力などにも対応している。QWERTYキーボードでは、Shiftキーを押しながらキーを打ったり、横画面にしてPCのような操作感で入力を行うこともできる。

変換精度は長文で威力を発揮

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ここまでの文章で、まったく変換ミスをしない精度

長い歴史の中で培われてきた、「AI変換」と呼ばれる変換機能も優れている。文脈に沿って最適な変換候補を提示してくれるのだが、実際に入力してみる(特に長めの文で)とその精度を実感できることと思う。さらに、自分で候補を登録できる「ユーザー辞書」「Myコレ」などの機能も備えるので、使えば使うほど変換は賢くなっていく。

そのほか、メールに必須の各キャリア対応の絵文字、顔文字はもちろん、マッシュルームと呼ばれる入力サポートアプリと連携させることもできる。文字やキーのサイズ、デザインなど細かい設定も変更可能なので、自分好みにどんどんカスタマイズしていけるのも大きな魅力だ。

Android Marketにて1500円で購入できる本アプリだが、11月から提供開始となったマルチプラットフォーム対応のサービス「ATOK Passport」でも利用できる。これは、Android、Windows、Macの各機で、計10台まで月額300円でATOKが利用できるというもの。これに伴い、「ATOK Syncアドバンス」という機能を用いれば、PCやiPhoneでもATOKを使っている場合にそれらに登録した単語などを同期し、馴染みのある環境で利用することが可能となる。