おすすめのポイント
- 日本語入力アプリ(IME)
- OpenWnnにいくつもの機能を追加
- 変換に関する機能が充実
- 連文節変換が可能
- 「ワイルドカード予測」が便利
Androidアプリ レビュー
完成度の高い文字入力アプリ
IME(Imput Method Editor)とは文字を入力するときに使っている漢字変換システムのことで、スマートフォンの基幹機能だ。アンドロイド端末ではこのIMEを自分好みに入れ替えることができる。
Wnn(うんぬ)は20年以上の歴史を持つ日本語かな漢字変換システム。Android向けにソースが公開されているOpenWnnは有志によって色々な改良が施されており、そのうちの一つがこのOpenWnnフリック入力対応版だ。フリック入力の他にも様々な機能が追加されている。
充実した変換機能
追加機能は細かいところを含めるとかなり多岐にわたっているが、特筆すべきはその変換機能の充実っぷりだ。特にワイルドカード予測機能は面白い。例えば「けい」と入力して右カーソルを2回タップすると、「経済」「計画」「経験」など「けい+2文字」の単語をいくつも予測し表示してくれる。うろ覚えの単語を思い出すときに便利だ。
入力方式はフリック入力、ケータイ式トグル入力の2つ。設定すれば併用することもできる。連文節変換可能。横向き使用にも対応している。別途アプリをインストールすることで「マッシュルーム」機能も利用できるし、アンドゥ機能も搭載しているなど、かなり完成度の高いアプリとなっている。