2021年9月30日、Clubhouse(クラブハウス)による新機能発表会がおこなわれました。Clubhouseらしく、会見会場はもちろんClubhouse内の専用チャンネル。共同創設者のPaul Davison(ポール・デイビソン)氏と「Rohan Seth(ローハン・セス)氏のほか、IT批評家の尾原和啓氏も登壇しました。
今回の会見で発表された新機能は以下の2つです。
- Clubhouseアプリの表示が日本語対応に
- Clubhouseでの収益化
2021年末までにアプリを日本語対応に

クラブハウス会見専用クラブの画面
現時点では画面の説明などがすべて英語表記になっているClubhouseアプリですが、2021年末を目処に日本語に対応します。これにより画面表示はもちろん、コミュニティガイドラインやカスタマーサポートなども日本語表記・対応が可能になります。
日本では、クリエイターたちの1日のクラブハウス利用時間平均(ルームへの参加時間)が110分を超えているという結果も出ているとのこと。より多くのクリエイターたちがClubhouseを快適に利用できるように、年内を目処に日本語化を目指しています。
Clubhouseでの収益化も
また今後、クリエイターたちがClubhouseでの活動を通して収益を得られるような仕組みを作っていくことも明らかにされています。
現在検討されているのが、ルーム入室料の設定やTipping(投げ銭)機能、スポンサーによる収益化など。海外ではアーティストが20分間ルームを開くだけで何百ドルも稼ぐといった成功事例もあり、Clubhouseから新しいクリエイターがさらに生まれる可能性が期待できます。
また、オーディオクオリティの向上もトピックの一つとして挙げられました。Clubhouseでは、世界中の人が各々楽器をもちよりセッションを始めたり、ライブでピアノ演奏をするといったミュージックルームが人気です。
すでに空間オーディオ機能が導入されているClubhouseですが、通常の音声はもちろん、こうしたニーズにも応えるためにもさらに音声クオリティを上げていくようです。