近年利用者数が増加している定額制の動画配信サービスにおいて、現在スマートフォンで有料利用されているメインの動画配信サービスは「Amazonプライム・ビデオ」であるという調査結果をMMD研究所が発表しました。
MMD研究所がスマホを所有している15歳〜69歳の男女1万人のうち、いずれかの定額制動画配信サービスを有料で利用していると回答した2116人を対象に、スマホで現在利用しているメインの定額制動画配信サービスについて調査をしたところ、「Amazonプライム・ビデオ」が最多の30.9%となりました。2位は「Hulu」(8.2%)、3位は「Netflix」(7.1%)、4位は「dTV」(6.7%)です。
ただし、「Amazonプライム・ビデオ」を視聴するために加入が必要な「Amazonプライム」は、動画配信サービス以外にもAmazonで購入した商品を最短で翌日に届ける「お急ぎ便」や電子書籍サービスの「Amazonプライム・リーディング」といった複数のサービスが含まれており、他サービスとの単純な比較は難しいことを考慮に入れる必要がありそうです。
なお、「スマホで使用しているものはない」と回答した人は26.9%と2番目に多かったことから、スマホではなくPCやタブレットなどで動画を視聴している人も多いと思われます。
また、利用経験が多い定額制動画配信サービスの上位5サービス(Amazonプライム・ビデオ、Hulu、U-NEXT、dTV、Netflix)のうち、利用経験が最も多い年代はいずれも20歳代であることから、定額制の動画配信サービスを最もよく利用する年代は20歳代であるということが言えそうです。
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