LINE Pay、QR/バーコード支払いで最大5%還元 店舗側の決済手数料も無料に

LINEのモバイル送金・決済サービスLINE Pay(ラインペイ)において、コード決済を普及させるための大胆な施策が発表されました。

ユーザー向けにLINE PayでQR/コード支払いをした際に最大5%を還元するほか、事業者(店舗)向けにはLINE PayのQRコード決済に対応する「LINE Pay 店舗用アプリ」を初期費用ゼロで提供、同アプリの決済手数料を3年間無料にします。

最大5%還元、ポイント付与対象の決済金額上限も撤廃

LINE Payでは2018年6月、LINE Payの各種サービスをアクティブに利用するほど多くのインセンティブが還元されるプログラム「マイカラー」制度を導入。本人確認(銀行口座登録)済みのLINE Moneyアカウントのユーザーは毎月グリーン・ブルー・レッド・ホワイトの4色いずれかでアカウント状態が表示され、段階的にLINEポイントの還元率(それぞれ2%・1%・0.5%・0%)が定められるようになりました。

改悪? LINE Payで利用状況に応じて還元率が変わる「マイカラー」プログラム開始 0〜2%の還元に

LINE Pay

しかし、過去LINE Payカード決済なら一律2%還元だった特典が最上位(グリーン)バッジのユーザーにしか付与されなくなった点や、ポイント還元の対象が月間の合計決済金額10万円の上限となった点などが批判されたのも事実です。これを受けてか今回、LINE Payのマイカラー制度のアップグレードがはかられました。

具体的には、LINE Payのコード支払い(QRコード/バーコード支払い)の利用について、ポイント付与対象の決済金額10万円までの制限を完全撤廃。そして2018年8月からの1年間、コード支払いの利用なら各マイカラーで定められたLINEポイント還元率に3%が上乗せで付与されます。つまり、グリーンバッジなら5%、ホワイトバッジでも3%が還元されるようになるというわけです。

LINE Pay

このように、今後コード決済がLINE Payサービスの利用の中で最もインセンティブの多い決済方法として優遇されます。

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店舗向けアプリの無料提供、QRコード決済手数料0%

LINEはキャッシュレス・ウォレットレスな社会を実現すべく、2018年中に国内100万箇所までLINE Payで支払い可能なスポットを拡大する目標を掲げています。ただ新しい決済の導入には、初期費用と決済手数料が特に中小規模の事業者にとって大きな負担となり、電子決済サービス普及の障壁になっているのが現状です。

そこで今回、中小規模の事業者でも初期費用なしでコード決済を導入できるようにするため、LINE Payのコード決済に対応する「LINE Pay 店舗用アプリ」を提供。LINE Pay 店舗用アプリによる事業者負担の決済手数料も、2018年8月1日から2021年7月31日までの3年間無料化され、0%で利用できるようになります。

LINE Pay

アプリにはQRコード決済が可能な「レジ機能」と、店舗アカウントと連携することで友だちにメッセージを配信できる「メッセージ機能」が搭載され、決済をきっかけにその後の販促まで活用できる点が特徴となっています。

アプリインストール後、加盟店加入の手続きをおこなえば、手軽にLINE PayのQRコード決済に対応。レジ機能ではアプリを起動して金額を入力し、顧客のスマホ上に表示されたLINE Payコード画面上のQRコードを読み取って、決済(顧客のLINE Pay残高から引き落とし)ができます。

またメッセージ機能では、アカウントの友だちとなった顧客に毎月1000通までメッセージ配信が可能。再来店に向けたキャンペーン案内やクーポン送付などの販促がおこなえます。