LINEアプリ(iOS/Android)が2018年3月7日、バージョン8.3.0にアップデートされました。本アップデートの目玉は「LINEウォレット」(「ウォレット」タブ)の実装です。モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」などLINEの金融事業関連サービスが、このLINEウォレットに集約された格好です。
「その他」タブが「ウォレット」タブにリニューアル
「ウォレット」タブの追加は昨年のカンファレンスで発表されており、代わりに「その他」タブが削除されたことも予定どおり。「その他」タブの中の重要機能だった「友だち追加」や「設定」は、「友だち」タブ上部に移動しています。
LINEウォレットは、LINE Payのサービスを中心に構成されており、送金やコード支払い、請求書支払いといった機能を利用しやすくなっています。また、LINE Pay残高やLINEポイント、LINEコイン、スタンプショップ、着せかえショップといった機能群のほか、おすすめクーポンにもLINEウォレットからアクセスできます。LINEは、仮想通貨交換や取引所、ローン、保険といった各種金融関連サービスの提供準備を進めており、今後はLINEウォレットでLINEの金融サービスが一元的に提供される見通しです。
LINEによれば、昨年におけるLINE Payの全世界での年間取引高が4500億円を突破、登録ユーザー数4000万人を突破。「LINEウォレットがあらゆるお金のやりとりの入り口となり、スマートフォン上の“お財布”としての役割を果たすことを目指す」としています。
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