フィッシング対策協議会は、LINEをかたるフィッシングメール(件名:LINE問題報告、LINEログイン保護を設置、など)が出回っているとユーザーに注意を呼びかけています。
メールの文面には「最近アカウントが盗まれる事件が多くあり、当社はお客様の安全を確保するために、二段階パスワードの設置いたしました。その設置をよろしくお願い申し上げます」などと記載されており、その下部にあるURLから二段階認証の設定をおこなうように促しています。
リンク先は、LINEのアカウント登録や引き継ぎのログイン画面に似たフィッシングサイトで、誘導したユーザーにメールアドレスやパスワードなどのアカウント情報を入力させ、これらを詐取しようとするものとみられます。絶対にURLを踏んだり、リンク先でアカウント情報を入力したりしないようにしてください。
フィッシングサイトのURLは「http://www.line●●.cn/」「http://www.line●●●.cn/」などLINEのドメインに似せたものとなっており、2018年2月20日15時現在も稼働中。JPCERT コーディネーションセンターにサイト閉鎖のための調査を依頼中とのことです。また類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあり、引き続き注意が必要です。
類似の手口のフィッシングは2016年10月頃から断続的に発生しており、LINE運営やセキュリティ関連機関などが再三の注意を呼び掛けています。
「LINE異常ログイン」「LINE安全認証」に注意、危険な詐欺メール(トーク)が出回る
危険な「LINE変更確認」「LINE安全認証」が続発中──LINE公式になりすまし、アカウントが乗っ取られる恐れ
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