AmazonがChromecastとApple TVの販売禁止を解除しました。米CNETが報じています。
ChromecastとApple TVは、家庭のテレビに接続して利用するデバイス。映画やドラマ、YouTube動画、音楽、ゲームなどをストリーミングで楽しめます。GoogleとAppleが製造・販売する両デバイスは2015年10月以降、Amazonでの販売が禁止されていました。
その一方でAmazonは、プライムビデオやプライムミュージックといった自社の配信サービスとFire TV Stickなどの自社製デバイスに注力してきました。AmazonがマーケットプレイスでChromecastとApple TVの販売を許容しなくなった理由は、自社プラットフォームにAmazonユーザーを囲い込むための施策だったことは想像に難くありません。プライムビデオなどは、ChromecastとApple TVで利用できない状況が長らく続いていました。
動きがあったのは今月に入ってから。GoogleがYouTubeサービスをFire TVから2018年1月より引き上げることを発表する一方で、Apple TV向けにはAmazonプライムビデオの提供が開始されました。
米国のAmazonでは販売ページが掲載されていますが、まだ購入できない状態です。
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