グーグル、保護者が子どものスマホ利用を制御できるサービス「Family Link」を提供へ

Googleは3月15日、保護者が13歳未満(米国や日本におけるGogleアカウント年齢要件を満たさない年齢)の子どものスマホ利用を制御できるサービス「Family Link」を提供すると発表しました。まずは米国で早期アクセスプログラムを実施します。

Google Family Link - Home

「Family Link」の利用には、子どものスマホに「Family Link」アプリをインストールして、子ども用のGoogleアカウントを作成することが必要。これにより子どものスマホ利用を以下の4つの方法で見守ることができるようになります。

なお、「Family Link」をインストールする子どものスマホは、Android 7.0 Nougat以上を搭載している必要があります。保護者側のスマホについては、Android 4.4 KitKat以上の端末に対応します。

子どもが使用するアプリを管理する

Familu Link

子どもがGoogle Playからダウンロードしたいアプリを保護者側で承認またはブロックできるようになります。

アプリの利用時間を監視する

Familu Link

週次・月次のアクテビティレポートによって、子どもがどのアプリにどれくらいの時間を費やしたのかを保護者が把握できるようになります。

スマホの利用時間を設定する

Familu Link

子どものスマホの1日あたりの利用時間の上限を設けたり、就寝時間を設定したりすることで、1日にスマホを利用できる時間を制限できます。また、子どものスマホを手動で遠隔ロックすることもできます。

端末利用の制限中でも電話を受けられるほか、緊急時には電話を発信することも可能です。

スマホの位置情報を取得する

位置情報の閲覧設定を有効にしておけば、子どものスマホの位置情報を確認できるようになります。位置情報の更新には最大30分程度を要することがあるとのことです。