Google製の写真加工アプリ「Snapseed」(Android/iOS)がバージョン2.1.6にアップデートされ、新たに画像編集の内容を「効果」として保存し、別画像に適用できるようになりました。保存した「効果」はQRコードによって他のユーザーと共有可能。そのほか「部分調整」ツールに写真の個々の領域のストラクチャを変更できる機能が追加されています。
編集画面で右上のレイヤーアイコンをタップすると表示されるメニューに[保存した効果…][効果を保存…][効果のQR]が追加された
編集した内容を「効果」として保存しておくと、別の画像を編集している最中の編集内容を保存済みの「効果」と置き換えたり、既存の編集内容に保存済みの「効果」を足したりできるようになります。「効果」の保存と適用は、編集画面右上のレイヤーアイコンから実行します。
左:「効果」の保存右:保存した「効果」は別画像にすぐに適用できる
また、保存している「効果」はQRコードによって他のユーザーに共有できるようになりました。加工した写真ではなく、加工するテクニックの部分を共有できるようになったことで、特色のあるエフェクトが流通するようになるかもしれません。
左:QR作成とQRスキャンを選べる右:作成したQRコードは編集中の写真の上に重ねて表示される
「部分調整」ツールに「ストラクチャ」が追加されるという、細かいアップデートも実施されています。これまで選択できたのは「明るさ」と「コントラスト」および「彩度」の3種類でしたが、「ストラクチャ」も利用できるようになったことで部分調整の幅が広がりました。
「部分調整」ツールが3種類から4種類に