米アップルは、スマートウォッチの新モデル「Apple Watch SERIES 2」(アップルウォッチ シリーズ2)を発表しました。
Apple Watch SERIES 2では、水深50メートルの耐水機能に対応。装着したまま水泳も可能になりました。また、ついにGPS機能が内蔵され、オフラインでもマップなどで現在地などが確認できます。
ディスプレイの明るさは従来比2倍の1000nitsとなり、アップル製品でも最大の照度に進化。プロセッサはデュアルコアを搭載し、従来モデルから50%高速化、GPU(グラフィック性能)も2倍のパフォーマンスを発揮します。最新のwatchOS 3を搭載。
Apple Payにも対応し、日本ではiPhone 7/7 Plusと同様にFelicaもサポートされることから、10月下旬よりApple Watch SERIES 2でもSuicaなどが使えるようになる見込みです。
さらに、強力なサードパーティ製アプリとして「ポケモンGO for Apple Watch」も年内登場。近くにいるポケモンや歩いた距離などを表示するほか、ポケモンの出現を通知したり、ポケストップにApple Watchからアクセスできるようになるとしています。
カラーバリエーションには、新たにホワイトモデル「Apple Watch Edition」も追加されました。新素材のセラミックを採用し、ステンレススチールに比べて4倍硬く、滑らかなボディを実現。傷や曇りなどに強いとしています。
このほか、Nike(ナイキ)とコラボの特別モデルとして「Apple Watch Nike+」も登場。ウォッチフェイスやバンドも独自のデザインとなっており、ランニング記録の共有などがおこなえる「Nike+ Run Clubアプリケーション」が利用できます。カラーバリエーションは全部で4種類。
価格は3万7800円(税別)からで、9月9日より予約を開始し、9月16日に発売します。なお、従来モデルもSERIES 1としてデュアルコアに中身を刷新し、SERIES 2より1万円安い価格で並行して販売されます。