【ポケモンGO】「PokéVision」など第三者サービスの排除理由を運営チームが説明、消えた「足あと」機能の復活はあるか?

ポケモンGO」の運営チームが、消えた「足あと」機能の今後と「PokéVision」などの第三者サービスへの対応について、ポケモントレーナーに向けたメッセージを公式Facebookページで発表しています。

Pokémon GOの公式発表

公式Facebookページで現状に関して説明

もともと「足あと」機能は、足あとの歩数によって「近くにいるポケモン」までの距離を示すための機能。しかし、少なくとも日本ではゲーム開始時から正常に機能することがありませんでした。足あと機能が野生ポケモンを探すために有効でなかったことから、雨後の筍のようにポケモンの位置情報を示す第三者サービスが登場。その代表格が「PokéVision」ですが、7月末のアップデート後に利用できない状況が続いています。

サービス停止状態がつづくポケビジョン

サービス停止状態がつづくPokéVision

まず、運営チームは、「足あと」が7月末のアップデートで削除された理由を「基礎設計を改善するため」と説明。「大勢のトレーナーに楽しまれたものの、当初の足あと機能は紛らわしいものであり、私たちの理想を満たしていませんでした。この機能の改善に努めていくので、最新情報を逐一報告する予定です」として、「足あと」機能の改善、つまり「足あと」を何らかの形でより優れた機能として復活させるつもりであることを明言しました。今回の"宣言"によって「足あと」復活への期待度は大きく高まったとみてよいでしょう。

また、第三者サービスへの対処について、「サービス品質を維持し、ポケモンGOを世界中のユーザーに届けるための能力を妨害していた」との理由でサーバーへのアクセス制限を実施したことを、運営チームが公式に明らかにしました。先日、開発元であるNianticのジョン・ハンケCEOが、第三者サービスは利用規約違反であることを明言するとともに、アクセス遮断の可能性を示唆。「(不正ツールを使うことで)ゲームの楽しみを損ない、プレイヤーは自身を傷つけるだけだ」と述べていました。

Niantic CEO:John Hanke

Image:Bussines Insider

ポケモントレーナーの間では、足あとの削除や第三者サービスへのアクセス制限について賛否両論。この点、第三者サービスは不正ツールである以上、アクセス制限に関して運営側であるNianticに非はなく、当然の措置であるとしかいえません。しかし、賛否両論になる原因、すなわち「そもそもポケモンを探すハードルが"高すぎる"とプレイヤーが感じている」点を改善していく必要はあります。そのため、Nianticでは機能改善を続けていくことを約束しているわけです。

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