Android 6.0が8カ月かけて初の10%台に、Androidバージョン別シェア

Googleは、Androidのバージョン別の利用状況について最新データを公表しました。2016年6月6日までの直近7日間にGoogle Playへアクセスした端末をもとに集計されています。

それによると、現行の最新バージョンAndroid 6.0(Marshmallow:マシュマロ)のシェアが10.1%となり、初の2ケタ%に達しています。マシュマロがこの統計に登場したのが2015年11月(Nexus向け配信開始が2015年10月)であるため、10%になるまでに約8カ月が経過したことになります。

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このAndroid OSの断片化についてGoogleも重く受け止めているようで、アップデートに消極的な通信キャリアや端末メーカーを公表するなど強く働きかけるという話や、GoogleがNexusデバイスを自社で開発・製造する計画などが報じられています。

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なお、現在の最大シェアはAndroid 5.0-5.1(Lolipop)の35.4%で、次いでAndroid 4.4(Kitkat)の31.6%、Android 4.1-4.3(Jelly Bean)の18.9%となっており、4番手のマシュマロを除いてはバージョンの新しい順に続いています。