米アマゾンは4月13日、電子書籍リーダー「Kindle」シリーズの最上位モデル「Kindle Oasis」を発表しました。
Kindle Oasisは、従来のKindleからデザインを刷新し、幅広のグリップ部分によって片手で持ちやすい形状を採用しています。ディスプレイサイズは6インチ(解像度300ppi)で、60%増加したフロントライトのLEDが明るい場所での読書を快適にします。また、ディスプレイだけでなくグリップ部の物理ボタンでもページめくりが可能で、左右いずれの手で端末を持っても上下を検知し、自動的に画面の上下を反転させます。
本体の重さは131グラム(Wi-Fiモデルでカバー未装着時)で、これまでのKindleと比べて20%以上軽くなっています。厚さも平均で約30%以上薄く、最薄部で3.4mmを実現。バッテリーは、付属する107グラムのレザー製バッテリー内蔵カバー(ブラック、メルロー、ウォールナットの3色展開)を装着すると1回の充電で数ヶ月持つとのことですが、カバー装着時の重量は240グラム前後に達してしまいます。保存容量は前作「Kindle Voyage」と同じ4GB。
価格は、Wi-Fi/広告ありモデルが3万5980円、Wi-Fi/広告なしモデルが3万7980円、Wi-Fi+3G/広告ありモデルが4万1190円、Wi-Fi+3G/広告なしモデルが4万3190円(いずれも税込価格)。発売日は4月27日で、予約受付は既に開始されています。