次期「Android N」の設定画面では情報量が増える? デザインも微修正か

2016年に登場するAndroid OSの次期バージョン「Android N」では、設定画面の使い勝手が変わりそうです。実際のAndroid Nのスクリーンショットを元に作成したモックアップ画像を米Android Policeが公開しています。

まず設定画面の最上位階層について。以下の画像では、各項目の下部に現在のステータスが簡易表示され、情報量が増加しています。わざわざ各設定に移動しなくても現在の状況が分かるので、使いやすくなりそうです。

Android 6.0:設定画面Android N:設定画面のモックアップ画像

左:Android 6.0 設定画面右:Android Nの設定画面のモックアップ

また、小項目を隔てていた線が消え、大項目を線で区切るデザインになっています。通知ドロワー(通知領域)での各通知の区切り方も変更される可能性も示唆されており、Android Nではマテリアルデザインで大きく採り入れられたカードスタイルのデザインに調整が加えられるのかもしれません。

最上位階層から各項目に移動すると、ハンバーガーメニュー型のナビゲーションドロワーが表示されています。下層から各設定に移動しやすくなりますが、メニューとしての複雑性は増すことになります。

Android N:設定画面のモックアップ画像Android N:設定画面のモックアップ画像

公式サイト上でもハンバーガーメニューを採用した設定画面の画像が掲載されていることから、Android NにおけるUI変更の可能性は高そうです。

Google、「Android N」で設定画面のUIを変更か 公式サイトに画像掲載